僕は空想しプランを立てる

お笑い用ブログ

犬の心本気ライブ(ゲスト・キングオブコメディ)

犬の心『本気ライブ』に行ってきました。ネタとトークの1時間ライブ。
犬の心新ネタ2本、ゲスト(キング)が1本という構成。1時間があっという間の楽しいライブでした。

 レポですがいつも通り順番もむちゃくちゃです。ご了承ください。



『本気ライブ』というタイトルでは第一回目。押見さんネタを始める前のオープニングに出て来て早々「本気ですから!!!!」と異常に気合を連発。しかしネタ終わってトークパート冒頭の犬の心2人だけのトーク部分ではもう気合もあまり関係なくいつもの通りにラフな感じに戻っていたました。

パーケンさん「本気ライブ」というネーミングに、凄いタイトルですね、と。
これには犬の心のキングオブコントへの並々ならぬ気合を感じる。初回はキングを呼び、来月はラバガ、まだ決まっていないがギースも呼びたいと。要はKOCファイナリストを呼んでいくライブにしようということで、「呼べなかったら最悪2700呼びますから」身近な後輩だ。

キングを「KOCのチャンピオンですよ!」と持ち上げる犬の心に「ウチらみたいなものは」とひたすら謙遜するキング。
「二日くらい前に同級生から電話が来て『おめでとう』っていわれたけど、もう何がおめでとうかもわからない」と今野さん。
「もう今はすっかり大会前と同じ状況です」これから頑張ろうと言っている人達を前に夢の無い事を。
「ピースとかムカついたりしません?準優勝なのに自分たちよりも活躍して」と言われて
「でもコイツKOCのDVDに(特典で)入ってた写真がピースで「やった!!」って言ってましたよ」「仕事で一緒になった時サインしてもらいました」と今野さん。
そしてその写真をチャリティオークションにかけたという今野さんに「もったいない!」とパーケンさん。ピースがよく出ているから悔しいとか微塵も感じさせない。この人達は本当にそう思っているからなー。


池谷さん、千原せいじさんの居酒屋さんの料理長をやっているのでキングとは直接接点は無いものの、そこでバイトしてる人力舍の若手や、キングと元同期の芸人さんはよく知っているという変な関係。
ザンゼンジ、(男子の)あやのちゃん、ロケットパンチ…」と人力若手の名前を出す池谷さん。
「地下芸人ばっかじゃん!」「ロケットパンチなんて顏も分からない…」とやいやい言うキングに「ロケットパンチは(人力舎)クビになりましたよ」とキング以上に人力若手に詳しすぎる池谷さんが面白い。
「さっきザンゼンジの武田に『今から犬の心のライブに出るよ』って電話したら『料理長のライブですか!?』って返って来たよ」とパーケンさん。そら池谷さんもせじけん行く時「仕事行ってくる」って言ってしまうね!
そして「俺JCA(人力の養成所)から近いとこに住んでるよ」と押見さん。何かと縁がありますね。

芸歴はほぼ同期ながら犬の心はキングが上だと言い、キングは同期だと言いどうもややこしい。東京NSC3期=JCA6期らしいが犬の心はNSCではないので曖昧。とりあえずキングは吉本で言うとトータルテンボスと同期だと言う。
「藤田さんに文句言っておいてください、最初俺のこと後輩だと思って接して来て、その後なんか調べたかなにかで俺の事「先輩だ」って藤田さんの中でなったらしいけど、「お前先輩なんだってな」って全然態度が改まらない!」と今野さん。
犬の心とキングが同期だつっても多分もう変わらない。で、結局年齢で行きましょうかみたいな話になって
「こいつくりぃむしちゅーさんと同じ年ですからね…」と今野さん。そう考えたらパーケンさん若手でもなんでもないなぁ。

何かの途中パーケンさん「あれ」を「あで」と発音。「本当に滑舌悪いな!」『あで』は酷い!と押見さん。もっと言ってやってくれ。「滑舌悪くても先輩だぞ!」もうパーケンさん威厳もなにも無い。


今までお互いちゃんと話した事は無いものの中野の小さいライブハウスでよく昔は一緒になることがあったという2組。
「犬の心なんて名前一発で覚えるよ」とパーケンさん。犬の心からキングの印象は「高橋さんは見た目やわらかい印象。今野さんが何か分からないけど恐かった」「その見た目だったらダジャレの一つ言わないと釣り合わないですよ」と普段寡黙な今野さんが何考えてるか分からなくて恐かったという押見さん。今野さん見た目で損しているなぁ。
パーケンさんは押見さんを「人見知りなんだろうと思った。自分も人見知りだから切っ掛けがあれば仲良くなれるんじゃないかとと思った」ここから人見知りあるあるのような話で盛り上がる。
途中押見さんが「タイミングがあえば気があう、仲良くなれる」という意味のボディランゲージとして指を絡ませる仕草→それを見て卑猥な例えをするパーケンさん→「しらねーよ!」と言いつつそれに食い付く押見さんという変な流れがありました。何覚えてんだ。


「キンコメさんはさんざん擦った話だとは思うんですけど」と前置きをしてパーケンさんのあの件に触れる押見さん。半年間の活動休止と芸人仲間の陳述書の話。
「事件当時そちらはどう思いました?」と聞くパーケンさんに「俺は完全に「やったな」って思った」と押見さん。2ちゃんねるの芸人板のキング関連スレを見ていた押見さん。擁護派と疑念派が合戦のようで「今日は擁護派が押されてるなー」とか思いながら見ていたとか。
一方活動停止の半年間パーケンさんは無名の自分はそこまで報道されないだろうと思っていたのに思いのほか報道されてナーバスに。「Yahoo検索1位になったんですから!」「2位は浜崎長瀬破局ですよ!」大したモンだなぁ。
そういうのも含めて全部見たくないのに新聞や雑誌の見出しの写メをいちいち送ってくる今野さんがひどい。「しかもコイツ復帰した年の夏に『今年は夏休みくれないの?』とか言うんですよ!」あげたつもりもねぇし!と立腹パーケンさん。この事件絡みの今野さんの行動言動の話はことごとくハズさないなぁ。
「僕らのテレビ復帰がめちゃイケ笑わず嫌いで、その後の映画の放送が『それでも僕はやってない』で…」
最初仕込んでるんじゃないかと思ったけど、あれはまったく偶然だったと言うパーケンさん。
「あと丁度その時期僕らのDVDが出る予定で、結果復帰した後に出たんですけど、奇しくもそのタイトルが『誤解』って…」5回目の単独だったから誤解っていうダジャレだったのよね。そういう偶然も、こんな事件があってもチャンプになったことも全部ひっくるめてキングを「凄いな!」って言っちゃう押見さんはとことん芸人なんだなと思いました。



覚えているのはここまでで、でも凄く印象的なやり取りがあったけどあんまり詳しく覚えてなくてうわーこれはちゃんと知っておきたいー!と思っていたらツイッターで詳細を教えてくださった方がいました。ありがたい。

<以下引用>

押見さん「(KOC優勝が)羨ましい、自分も高みに行きたい」と言うも「行ってないですよ」と否定するパーケンさん。
「チャンピオンがそんな事言ったらダメなんです!タレントとして売れてる売れてないは関係ないんです、コントとしては王者なんですから」とビシっと言う押見さん。
「でも逮捕歴があるんですよ?」と言うパーケンさんにお客さんも爆笑。「高橋がいなければ…ねぇ」と今野さん。「犯罪歴はないんですけど、逮捕歴は消えないんです」

<引用ここまで>

パーケンさんの謙遜は時として過剰すぎると思う事があるので押見さんがビシっと言ってくれたのが気持ちよかったですね。チャンプになっているのにこの態度。過剰な謙遜は下手をすると嫌みに聞こえますからね。


しかしいくら謙遜しても嫌みに聞こえないのが高橋クオリティ。どんだけ負のオーラをまとっているのかなぁ。