吉本＆人力舎『なか×よし』

浅草でなか×よし見てきました。
席は吉本応援席と人力応援席が前方10列程度真ん中割って別れていたので、舞台にの方は人力と吉本のファンの雰囲気とか違って見えたのかな。ちょっと気になる。（因に私はその後ろに用意されていた一般席に座りましたよ）

 人力側はニッケルバックとキング、吉本側は少年少女とノブシコブシ。とってもいいメンツです。

前半30分は少年少女とニッケル。
今回は人力芸人側が誰と話がしたいかを指名する感じでした。少年少女はイベントで一緒になった時ネタが面白いと思い興味をもったそうです。
しかしちょっと慣れていないせいかギクシャクした雰囲気の4人。合コンみたい。

芸歴でいえば少年少女が1年後輩。理解さんの年齢が読めないという少年少女の2人。
「いくつの見えますか？」と理解さん。いよいよ合コンノリになったきた。
理解さんだけでなく渡辺さんの年齢も当てる事に。案の定渡辺さんは見た目より下、理解さんは35くらいに見えると言われちょっと本気で2人を攻める。（本当は2人共33歳）

少年少女の年齢も当てる。坂口さん30歳と聞いて驚く。

坂口さん美人説。眼鏡を外して口を隠すと美人になる。実践してみた様が風俗のアノ写真みたいに。でも眼鏡外して口閉じたら本当にキレイだと思いましたよ。

坂口さんは阿部さんが吉本べっぴんランキングに入った時の反応。美人ではないが、雰囲気は可愛いと思っている。

ニッケルは横浜出身。
理解さんの実家は中華街にお店を構えている。渡辺さんはパン職人だったので一通りパンが焼ける。クリームパンを作るのが好きらしい。朝4時から夜遅くまで働くので体に異常を来すと思いやめたそうです。俺らの顏のパン作ってよと理解さんに云われて「なんでだよ！いや、作れるけど！！」と渡辺さん。カッコいい…。

お酒を結構たしなむという事で盛り上がる少年少女と理解さん。特に阿部さんと理解さんはレモンサワーばかり呑むと大盛り上がり。本当に合コン見てるみたい。
阿部さんは相当の呑むけど太っていない。なんで？「おつまみがゴマなんです」塩を手の甲につけて舐めながら呑む本格的の呑み人と同じ境地。その若さで！

「29辺りから性欲が増すんです」とブっこむ坂口さん。
性欲の増具合を話す坂口さん、それを聞いて「うちの妹30歳だ…」と自分の妹に置き換えた事を考えた理解さんがショックを受けている様子。「妹も女性ですよ」「お兄さんには見せない顔を男には見せますよ」と追い討ちをかけられショックを受けまくる。
同様に「男は中2がピーク」というニッケル。
20代前半の弟がいる阿部さんが理解さん同様の反応を示し、「ウチの弟は天使ですから！」身内のそういうトコは考えたくないですね…。

最終的に4人で呑んで、呑めない渡辺さんが車で送って、皆の顏の形をパンを焼いて渡す、ということで終了。

＊

若手のネタコーナーをはさみノブコブとキング登場。キングはノブコブと仲良くなりたかったというも
「どうせピースとかの方がいいんでしょ？」
「ピースさんはスケジュールが合わなかったみたいで…」
こっちも見たかったなぁ。

「楽屋で高橋さんは話かけてくるなオーラを出している。今野さんは話しかけやすいのに」と吉村さん。「気さくでしょ？」と今野さん。とてもいい雰囲気。
高橋さんは壁を作っている感じがする、と吉村さん。徳井さんは今野さんの方が話しかけにくいというのに「そうだよね！」と即反応するパーケンさん。しかし「俺隣に座ってるのに雑誌読むのとかやめてくださいよ！」と今野さんに反撃される徳井さん。寂しい。

吉村さんはテレビでは破天荒なのに普段は静かで礼儀正しい。
「破天荒キャラは会社に云われてるんでしょ？」「ルーレットででたんでしょ？」「お前は破天荒キャラで行けって」と茶化すキング。
「なんですか！人をビジネス破天荒みたいに！！」ビジネス破天荒っていいフレーズだなぁ。

吉村さん、「ずっと聞きたかったんですけど」と痴漢の話を振る。
痴漢の件は知ってたんですか？との問いに、吉村さんは事件当時新聞で見て「芸人もとうとう盗賊扱いされたか！」と驚いたそうです。そして抵抗無く話すパーケンさんも可笑しい。
車内での様子、事件になった時の話、周りの芸人のメールでの反応、東スポの可笑しな擁護、今野さんの反応、荒川20番、留置所での過ごし方やそこにいた人達、護送時のベンジョサンダル、D関の時に感じた東京のお客さんと大阪のお客さんの反応の違いなどなど。（大阪ではあまり情報が行ってないので本気でザワついてしまい、いつもは誤解を招く方にボケる今野さんが「やってないですけどね」とフォローするほど）
話を聞いている時のノブコブ（特に吉村さん）は時に爆笑し、時食い付き、次々質問を繰り出す、とても良い反応。その良い反応にどんどん話す、どんどん説明するパーケンさん。留置所の中がどうなっているか？の問いに舞台を大きく使って位置説明するパーケンさんが面白かったなー。

途中パーケンさんが気を使って吉本応援席のお客さんに向かって
「ノブシコブシさんの話も聞きたいですよね？」と話を切り上げようとすると静かに興味深く聞いていた徳井さんから「もうちょっと話してもらっていいですか？」とお客そっちのけで話を振ってしまったので30分中半分は事件の話していたような気がする。でも聞いた事なかった、父親に殺されたかもしれない説の詳細や、パーケンさんが未だに満員電車は極力避ける話とか聞けました。改めて凄い経験だなぁと思いました。

これまでの話は人力応援席の人達にとっちゃ比較的聞き慣れた話題。ただ吉本応援席の人達はどう思ったのかな。

そしてここからは人力応援席側が衝撃を受けた徳井さんによる「大きい方の粗相」の話を。大きい方を我慢するのが好きだと。しかし結局出してしまう、その状況と対応心境のエピソードの数々を話していました。衝撃的だった…。私、吉村さんの破天荒さしか知らなかったので、徳井さんがここまで変態的でしかもその話をさらりとしてしまう様な人なのかと本当に驚いてしまいました。

そうか、徳井さんサイコ様って呼ばれてるのか、なるほど。

＊

全部で90分というコンパクトなライブでしたがギュっと詰まっていて楽しかったです。今野さんがツイッターでノブコブさんと仲良くなれたと思うみたいな事云っててタイトル通りになったようです。

次はエレジョンと2700、ラバガとピース又吉さんのトークがあるそうです。

チョップリントークと同じ日だー。残念…。