僕は空想しプランを立てる

お笑い用ブログ

せきしろ生誕祭・前編

せきしろ生誕祭を見にロフトプラスワンへ行ってきました。オールナイト!

 OPは今日のMC、ライス関町さんが一人で登場。少したどたどしい関町さんのMCっぷり。(自分がMCをするのはせきしろさんのイベントくらいだと関町さん)
前説のように盛り上げたかったのかな?関町さんが提案した、関町「せきしろ〜」お客「せいたんさ〜い!」のやりなれないコール&レスポンスの妙さに、どっと楽屋から爆笑が聞こえました。そして楽屋の爆笑でお客が笑う。

せきしろさん登場。楽屋で日が変わるのを迎えて44歳になったけど、12時回っても誰も「おめでとう」を言わなかったらしいです。
「俺がおめでとうを言わせない空気出しちゃったから」
せきしろさんのその感じ想像つきますね。

最初のメンバーは又吉、高佐、野田、高橋。
野田さんが又吉さんをせきしろさんの隣に行かせようとするのが妙に可笑しい。

ヒューガーデンを注文するせきしろさんに「それ2つ」「3つ」と同じものを追加で頼んだ野田さん高佐さん。そして「じゃあ4つ」と更に追加したのはなんと高橋さん。お酒飲むとこ見た事ない!と言われるほど珍しい出来事に「お祝いですから」はまだ分かるものの「仲の良い人たちもたくさんいますから」と理由になってるようなないようなことを言っていました。イベントでお酒を飲むなんて本当珍しい。

野田さんが乾杯早々急に関町さんを「ともくん」又吉さんを「なおちゃん」と下の名前のしかもあだ名みたいに呼び出したりしたのがあまりにも唐突でよくわからなかったけど面白かったです。
「そう呼んだことありましたっけ?」と戸惑う関町さん、
「下の名前知っててくれたんですか?」と又吉さん。冷静。


高佐さん考案ゲーム1。
カードに書かれているものが「せきしろさんより年上か下か同じ歳か」を当てるゲーム。田中角栄や一発目に出て来た「ぎん」に「鉱物でも人でも年上!」と言い切れるほど年の離れた分かりやすいものや、吉岡秀隆や全員集合やラジカセや笑い袋など70年生まれ(開始)近辺の絶妙なところをついてくるものもありすごく盛り上がりました。

高佐さんはもちろんほぼ全カードのデータを記憶していて正解を教える時「何年生まれで年上です!」「○○コ上です」とすっと出てきてその記憶力に感心するもゲームがゲームなだけに「なんかバカっぽい」と高橋さんにいわれさらに「頭いいのにそういう抜けてる感じがかわいい」とも言われてました。

カードのものが何年生まれかでその時期せきしろさんが幾つで何があったか、何を見ていたか知る事でせきしろさんの過去を追えた気分になる、という意見が出るなど思わぬ感覚を獲られたゲームでした。

カードはでてなかったけど、同じ歳の人として西島秀俊さんの名前が出てファンの間では密かに似てると言われてる高橋さんが「僕の1日前生まれなんですよ」と言っていてふふふと思ったり、自分がどの有名人と同じ誕生日か発表する流れが盛り上がりました。意外な人と同じ誕生日だって言うのは誰しも持っているんだな。


高佐さん考案ゲーム2は9月に高佐さん主催のライブでもやった歌丸ゲーム。
サイコロ振ってコマを進めてカードを引いてと手順の多いこのゲームは色々な要素が組み合わさって成功するのも容易ではないので、成功者はいまだいないはずだったのですが、又吉さんが脅威の引きの強さを見せて、見事成功!又吉さんは勿論初挑戦で手探り状態でやっていた様子だったしこのゲームが成功までこぎつけるのがいかに難しいか分からないでクリアしましたが、他の人が途中で脱落したり最後の「見た」カードをなかなか引く事が出来ないのを見て「こんな難しいゲームを自分はクリアしたんや」と理解する様子とか面白かったです。

又吉さんは「サイコロを振ってコマを進め合ってこの状況を作り出せたら成功」という自分ではどうもできない運任せの武田鉄矢ゲームでも以前見事成功してたので「又吉さん持ってるな」「持ってる人は違うな」と思っちゃいました。

引きの強さを見せる又吉さんに対して、高橋さんが最初のゲームも絶妙に70年生まれ前後のカードを毎回引いてしまって悩んだ末2巡目にして外してしまい早々脱落したり、歌丸ゲームもこの日唯一出た「GAME OVER」カードを引いて最後までいくことすら出来なかったりと、逆の方向で引きの強さを見せていました。
「俺の引くカード難しいのばっかりじゃん!」と文句を言う高橋さんに
「それを乗り越えて強くなるのが高橋さんです」と
少し苦労の多い高橋さんの人生になぞらえたような励まし方をする高佐さんとか、いい感じでした。

一回戦は高佐さんのゲーム2つで終了。

後半は尾関、R藤本、こやつタイム、松橋、菅の5人。

新たにせきしろチルドレンになりましたという自己紹介のパンサー菅さん。せきしろさん関連のイベントでは初登場。この日は学園祭を3本こなして来たという多忙ぶり。移動も全部車なのでどこに行ったか分からないくらいだったと言う話を受けてアイマスクにヘッドホンという電波少年スタイルの移動だったのではないかという話で盛り上がったり、学園祭先でおきたエピソードなどを披露して菅さん良い初登場のスタートを切りました。

後半戦ゲーム1はR藤本さん考案「あべしゲーム」
文字が書いてあるサイコロ3つを一つずつ振って行き「あ」「べ」「し」(もしくはひでぶ)を出すのを目指すゲーム。初めてのゲーム、トップバッターは尾関さん。
なんと尾関さん、一発目で「あべし」を出す快挙を!しかし初めてのゲームの一発目で正解を出してしまったのがまずいと思ったのか「ごめんなさいごめんなさい」
と尾関さんが何度も謝っていました。先ほど又吉さんがゲーム成功したのとの違いが凄い。他の人は言葉がちゃんと並ぶ事はありませんでしたが出た文字の組み合わせの言葉の響きの妙の楽しさや「あ」「べ」まで出て会場の期待値を上げたと思いきや最後違う文字が出て残念がるも組み合わせが凄く面白くて、しっかりゲームの醍醐味を味わいました。濁音や促音が織り交ぜてでたら面白い。こういうのが続いて見事揃って成功したら「おー!」となるんだろうな。

ゲーム2はせきしろさん考案「yahooニュースゲーム」
有名人の書かれたカードと行動や状況が書かれたカードを引き一番トピックとして引きのある見出しを出した人が勝ち。ルールとして、引いたカードの組み合わせがイマイチだと思ったらそれは「誤報」として取り下げ、どちらか一方のカードをもう一度引く事が出来ます。
このゲームは尾関さんが大好きらしく「早くやろう!」と始める前から楽しそうでした。
Yahooゲームでは全員名前の後ろに記者をつけて呼んでいたのですが、良い記事のタイトルを出していたせいか、言いやすさからか分かりませんがその後もずっと菅さんは「菅記者」と呼ばれてました。もちろんこのゲームの優勝は菅記者。

ゲーム3はせきしろさん考案「仁鶴師匠ゲーム」
「四角仁鶴がまーるく解決しまっせ」の四角とまーるくが空欄になっていてそれぞれに当てはまる言葉が書いてあるカードを引いて、四角とまーるくが出るのを目指しつつ別の言葉が出たときはその組み合わせの妙を楽しむゲームです。色んな仁鶴さんが色々な形で解決していましたがこの時間は眠たくてあまり覚えてなかった。
(お金で解決するとか出てたかな…)
最初のメンツの時せきしろさんが「仁鶴ゲームで又吉バージョンがある」と言っていてそれをやりましょうと言ったけれど、
「又吉君にあげるから、家で(ジューシーズの)児玉とやって」
と気になることを言って又吉バージョンお目にかかれず。又吉バージョンは何でしょうね。文豪とかかな。

そう言えば、2組目のゲームが始まる前にせきしろさんに質問するコーナーがありまして、尾関さんかな?せきしろさんの下の名前を教えてくださいと聞いていて凄く興味があったのに、何文字かとかは教えてくれたのにいっこうに教えてくれそうにないせきしろさん。
Wikipediaには本名非公開って書いてあったから」w
教える気はなさそうですが、それはそれで良し。

第三回戦はゲラゲラ人間コンテスト。
すいてるのに相席の大喜利部に出て来たゲラゲラ人間コンテストがついに登場!メンバーは又吉、高佐、菅、R藤本。せきしろさんも参加です。ルールはシンプルに自分が面白いと思う事をカードに書いて出して競うゲーム。変更は一回だけ。

一周目は全体的にたこ八郎郷ひろみ、カウスボタンや毒蝮さんなど歳いった有名人を題材にしたものが多く、「フレッシュさに欠けるので…」とカード変更を申し出た高佐さん。そして出したのが、この夜最大の物議を醸した「美魔女ッキ」。出た瞬間は「何このイラスト」と静かにざわざわしてたんですが、美魔女ッキという響きとイラストがたんだん効いてきて目が離せなくなるし美魔女ッキって言いたいしで(あと夜も深かったからか)みんな笑いが止まらなくなっていました。

美魔女ッキカードをライス関町さんがツイッターに上げてました


今見てもなんだこれ。

最終的にゲラゲラ人間コンテストは美魔女ッキ一人勝ち。


続いてお菓子プレゼン大会。
300円以内でお菓子を買って来てせきしろさんにプレゼン。だれがせきしろさんの心をつかむか勝負です。
メンバーは尾関、こやつ、野田、松橋、高橋と食い意地の張った人やおもてなしが凄い人、おやつが似合う女の子と申し分なし。
300円を上手に使い駄菓子の量の多さと質も納得の買い物上手なこやつさん、
寒天大好きせきしろさんのためにファミマの牛乳寒天を忍ばせる松橋さん、
せきしろさんがコーラ味のものが好きだと言う事で、ありとあらゆるコーラ味の駄菓や飴やらラムネやらを買い込んでせきしろさんに選ばせようとする高橋さんと様々でしたが、優勝したのはドリトスタコス味をドンと持って来た尾関さんでした。
「これが一番食べたかったから…」とせきしろさん。明解!!

そんなこんなでせきしろ生誕祭・前編終了しました。楽しかったです!
(後編はせきしろさんが好きなアイドルを語る趣旨の内容だったため行きませんでした)



せきしろさんはよく「いいよ」という。どちらでもいいよ、先やっていいよ、そっちで決めていいよと決定権をあまり自分にしない。せきしろさんに決めてほしくて聞いても結局「そっちで決めていいよ」と返されてマゴつく瞬間が毎回絶対にある。
「この風景よくある」と高橋さんも言うほど、それはイベントのたびに繰り返されるのに、せきしろさんに一旦聞く事を止めない。それだけ芸人の皆さんに信頼されてるんだと思う。

次のパンサーの単独でせきしろさんが作家で参加しているそうです。すごい!パンサーのコントの中でも違和感が出そうな気がする。パンサーファンの人が笑いますように。