バ吾Aねーしょん２

バ吾Aねーしょん2を見にロフトプラスワンに行ってきましたよ。

Aさんが「子供達に伝えたい歌50選」として仲間
（ギース高佐キング高橋R藤本しずる村上フルポン村上アイアム野田）
を呼び込み「おもちゃのチャチャチャ」を歌うとこからライブスタート。

しかし歌っているAさんが急に腰を痛めてしまい、もう舞台には立てません！さてどうする？どうなる？Aねーしょん！

 ＊

突然の腰痛により舞台を去ったAさん、しかしちゃんとスペシャルゲストを用意してくれていました！出てきたのは『ハウンドキャットの小友不公平』（勿論Aさん）
「あついぜ〜！ホテルのホットサンド〜ぉ！」
と客席を煽りながらしゃがれ声でフォルテシモを歌ってくれました。
（フォルテシモも一部もじってくれていたんですが忘れてしまいました）

不公平さんが続いて呼び込んでくれたのはR藤本さん演じる『山崎まさわるし』。
R藤本に連絡をもらってやってきたギターを抱えたまさわるし。歌ってくれたのは、本家山崎まさよしもカバーしてる桑田佳祐の「月」。藤本さんの山崎まさよしのモノマネは本当にうまいです。
「帰ってクリームシチューを食べます」と言い残し去って行ったまさわるし。
「あついぜ〜クリームシチュー！」ww
ちょこちょこ挟んでくる不公平さんのあついぜ煽りが面白い、Aさんとても楽しそうです。（他には、溶岩、火山灰、出来立ての八宝菜、たまに出てくる自販機のおつり、百科事典などがありました）

二番手はTMネットワーク宇都宮さんのファンの間で「宇都宮体操」と呼ばれるダンスの完コピを7月の野田単独で披露した宇都宮高佐さん再び登場。体操のお兄さんよろしく子供達に声かけをするように「みんな僕のこと知ってる？」の問いかけに大半のお客が手を挙げると「みんなおかしいんじゃないの？」とビッグスマイルで答えてくれる姿にもうすでにクレイジーさがにじみ出ておかしかったです。
そして披露した宇都宮ダンス、映像とのシンクロ率は相変わらずの完璧さ。宇都宮さんが映っていない時はフリーダンス、もしくは音から推測して予測でダンス（そしてその予測が合っている）私の近くの席の人が初めて見たのかずっと「すげぇ…すげぇ…」と驚きが止まらないようでした。今回は第二体操もやりました。
高佐「２４時間練習したよ！」またもビッグスマイルそして汗だく！
不公平「今のがこのイベントの頂点だぜ〜！」
新宿の地下で客200くらいの場所で見るのはもったいないみんなにも見て欲しい、特にTMネットワークファンに見て欲しい。（残念ながら今回、KOCのギースカメラは入っていません）

続いて登場したのは野田さん扮するサタデーマーキュリー。胸毛とヒゲをマジックで描いて出てきた野田さん。クイーンの「We Will Rock You」をリクエストしましたが冒頭部分を知らなかったのか早かったのかわかりませんがくっちゃくちゃになり途中でやめてしまう大惨事。その姿に
「グループLINEで出し物確認したよね？」
「高佐の後だってわかってたよね？」
と注意するAさん。小友不公平要素一切ナシのマジトーンが妙におかしかったです。そして小友不さんが
「サタデーマーキュリーはまた後で出ますよ」と恐ろしい一言をw

私の席から、楽屋から出てきて野田さんの様子を見に来たせきしろさんがフロアの片隅で笑っているのが見えました。せきしろさんは野田さんが好きなようです。

続いて出てきたのはしずる村上さんの『及川二つ博（フッチー）』
「さっきサタデーマーキュリーとすれ違いましたけど満足そうな顔してましたよ？」w
メガネにスーツ姿の役者モードのフッチー。よく来てくれたねと歓迎する不公平さんに
「僕はもうテレ夜の『犬猿』出てないんで」
テレ朝→テレ夜はわかるけど、相棒→犬猿はさすがにわからなかったよ。
「フィアンセになりたい」の本家ミッチーの歌い方研究した跡が見えて好感が持てます。さすが村上さん。
グループLINEで何をやるか連絡していく中で及川二つ博をAさんは一番楽しみにしていたようです。Aさんも満足そうでした。

ここでMCを不公平さんからフッチーにバトンタッチ。
姿はフッチーですが進行はほとんどしずる村上さんに戻っていました。見やすい！

「ある意味僕の後輩みたいな人です」とフッチーに紹介されて出てきたのはフルポン村上さんの『反らない町ひくし』（前回に引き続き二度目の登場）そういえば次期相棒は反町さんでしたね。反らない町さんが「妻のハチ子と…」「竹野外くんと…」とあべこべ名前を取り入れてのトークをしてくれて、Aねーしょんの基本趣旨を思い出させてくれました。（そういえば、しずる村上さんも「妻の壇無礼が…」とか言ってました）「ポイズン」の歌詞を「おくすり」に変えて歌う反らない町さん。単純な変えフレーズほどおかしみを誘う、それがAねーしょん。


続いて『小柳かえり』（R藤本）登場。
小柳ゆき（行き）…かえり（帰り）ね、説明がないとわからなかった。金髪でスパンコールの超ミニドレスのかえりさん。村上さんに向かって「1029回！」と唐突に数字を言うも意味がわからず。「僕のキスを数えたんですか？」村上さんよくわかったな！
口調は挑発的でギャル言葉。本家小柳ゆきさんの知識がないからなんとも言えん。チョベリバ言ってたかなぁ、小柳ゆきさん言ってたかな。
しかしR藤本さんの歌のうまさもあってか、『情熱』を見事に歌いあげ会場を魅了したのはさすがでした。歌と衣装を褒める村上さんに
「このスパンコールの衣装、二度と着ないかもしないのに8000円したわ」w

続いて野田さんが全身黒＆サングラスで登場。
「井上用水路です〜」ww　さっきのサタデーマーキュリーより全然マシ。おでこの感じもちょっと似てる。
『Make up shadow』を歌いながら「ご病気ですか〜」を挟み込む用水路さんw「ご病気ですか〜」がハマってご機嫌な用水路さん。もちろんせきしろさんも楽屋から出て来て見ていましたよ。

用水路さんが去った後出てきたのは鼻の周りを大きくフチ取り
テープでタレ目をガチガチに作ってきた高橋さん。「ジャッキーフランチャイルズです！」見ても誰かわからなかったのにチェン→チェーン（店）→フランチャイルズか、村上さんの説明がないと全くわからない！
歌うのは「プロダクションA」。映画の方も大好きな高橋さんらしく、1番は「歌詞を全く見ていない！」と村上さんに驚かれるほどでしたが2番3番はさすがに語尾だけあってるくらいのニュアンスで歌っていました。しかし
村「（歌詞が）デタラメなのに不安にならない！」本当にそう！不思議！
サタデーマーキュリーの友達だというフランチャイルズ。
村「（マーキュリーが失敗した）仇は取れましたか？」
ジャ「２連敗です！」ダメでした。

フルポン村上さんが白シャツジーパン、鼻の穴を書き耳をつまみ大きく見せながら登場。「織田聞く二です」織田裕二かなとうっすららわかってたけど
ゆうじ→いうじ→言う→聞く→聞く二はだいぶわかりずらい。
ウサインボルトをウサインナットと呼び、映画『お金がない』を『借金がある』というと村「お金はどっちにしろないんですね」お金はないものを逆にしてもないことが判明。新宿の地下っぽい哲学。


今回のメインアクトOSAKAの短瀬智也が登場！
ダーティな演技が魅力的だったシロコーチ（クロコーチ）のモノマネを挟みつつ、地中飛行機（宙船）を熱唱！Aさんが歌う宙船はおなじみだし私も大好き！
そしてなんと他のメンバーも楽器を弾くマイムで登場！
R藤本→梅岡（松岡）　高佐→海口（山口）
高橋→村分（国分）　野田→城島茂らない（リーダー）
５人は鉄腕TOHO（徒歩）をやっている、海口はジッパナイ(ZIP)、村分はぬるっと(ビビット）をやっている、結婚を祝福され、なぜか右手をみんなに見せる村分、など次々飛び出すTOKIOメンバーに関するもじり大喜利が楽しかったです。
（鉄腕TOHOは途中で鉄腕KYOHO（競歩）に変わったりしてました）
もう一曲、短瀬さんが好きな歌という海援隊のJODANを。みんなでJ!O!E!A!N!をやりました。

第一部終了、ここで休憩！

＊

休憩明けはみんな揃って元どおり。他に何をやりたかったかどんな案があったかを発表。Aさんが逆玉置浩二をやりたかったなど、いろいろ案が出る中、野田さんが『ダメダアルコウ』をやりたいというものの、元ネタが誰かわからない。正解は「吉田拓郎」。ダメダ→ヨシダ　タクロウ→アルコウタクシー乗ろうの略のタクろうか！難しいけどよくできている。これ考えた人から言われるまでわからないよーと思っていましたがみごとせきしろさんが一番に当てていたそうです。すげぇな！

サタデーマーキュリーのグダグダでAさんの怒りを買い、井上用水路では急遽始めたことで「予定にないことをやるな！」と怒られ、Aさんがやる小友不公平を見て自分もできるかもしれないから試したいとワガママを言った野田さんをいつもお優しいAさんも流石に「先輩のライブで試すのはダメ！」とそこそこのマジトーンで怒っていました。そりゃそうだ。
そんな中、お客さんから野田さんだけにお酒のおごりが来て「そんな制度あるの？」とみんなから羨ましがられる野田さんに「俺、この台本あげるのに蕁麻疹出たのに！」とAさんがぷりぷりしてました。野田さん、なんていうか役得だな。

続いて与えられたお題の曲の歌詞を逆さに言い直しながら歌う即興性が求められる歌コーナー。ただし、小学生が歌うような感じでOK。これは前回もやりましたが、野田さんが『一休さん』を『百働き野郎』と変換し優勝していました。

今回は
高佐→ドラえもん
藤本→１５の夜。しかしよく知らないと藤本さんが言うと
「知らないんだったらやめる！」とキビしい口調ながら曲を
自ら変えてくれるAさんw→ヤングマン
高橋→１５の夜
フルポン村上→贈る言葉
しずる村上→走れ正直者
野田さん「仮面ライダー」

高佐さんのドラえもんは外国の子供たちがなにやらメッセージの書かれたプラカードを持っていてそれが「NO WAR」というメッセージ性の強いカラオケの映像だったので全然頭に入ってこず。
藤本さんはヤングマンをオールドマン、YMCAをACMYと歌ったりその他の歌詞もちゃんと逆さ意味にしていたので高評価！
高橋さんの１５の夜は歌詞の流れが速いのでつつまずきつつもなんとか食らいついていました。内容がカオスだったような…。
フルポン村上さんの贈る言葉の「人は悲しみが〜」や「人として〜」の『人』の部分を全部「ロボット』に変えて歌っていたので「吉本の星新一」と呼ばれていました。
しずる村上さんは「交差点で100円拾ったよ」を「一通で百万円落としたよ」と歌い大絶賛されるも「ルンルンランランソーセージ」を「ルンルンレンレンウインナー」と歌い、なんのひねりもないウインナーを馬鹿にされていました。
前回優勝者野田さんは『仮面ライダー』を『素顔農民』と歌いライダーを農民ってなんだよとみんなが思っている中の、「野田の中で士農工商はどうなってるの？」と言い放った高橋さんの素晴らしさ！

優勝はAさんの独断で高橋さん。

そのあとはAさんのリクエストで普通のカラオケを。AさんがHOTEL PACFIC、高橋さんが誰がために、フルポン村上さんがウルフルズのワンダフルワールド、しずる村上さんがTHE BOOMのからたち野道を普通に歌う中、高佐さんとR藤本さんが
「1日練習して２０点くらいのモノマネで」と矢野顕子＆忌野清志郎の「ひとつだけ」を歌うもあまりにもひどくてAさんおかんむり！
高橋「高佐が矢野顕子の顔マネでこっち見るのすげー怖かった！」w
高佐さんは完璧超人かと思うくらい完全な状態のものを披露する人なので、ここまでツメの甘いものも表に出すんだなという隙の見せ方が最高だなと思いました。

おもしろかった！おわり！