僕は空想しプランを立てる

お笑い用ブログ

キングオブコメディ第6回単独ライブ『葉桜』

キングオブコメデイの3年振りの単独ライブ葉桜を観に俳優座まで行ってきました。

私ね、キングオブコメディがそらもう

だいっっっ好き

なんですよ。


大好きですが、
今回あんまり手放しで面白かったとか言ってない部分も
ありますので、読み流す感じでお願いします。



一番好きだったネタは映画館。とにかく高橋さんがメンドクサイメンドクサイ。
今野さんがボケ側の面倒臭さとはまた別のタチの悪さが加わったようなあの感じは、
何て言ったら良いんだろう。どうしようもなさ過ぎて笑ってしまう。そのどうしようもなさに本気でうんざりしつつ、でもつき合ってあげる今野さんの哀愁さを感じてまた笑ってしまう。今野さん演技力がすごい。
このネタ観てる最中は思い出せなかったのですが、後で「TVゲームのネタのコ達だよね」と聞いてとても合点が行きました。あの高橋さんはメンドクサイ。

何食べたい?のネタといい、今回高橋さんがメンドクサイ人になってるの多かったですね。風貌がフツーだから余計にタチ悪く思える。そういう意味では二人とも見てくれを
存分に生かしているんだなぁ。

犬のネタで今野さんに詰め寄る高橋さんの目は本気で怖いです。

映画館、高橋さんの黄色の衣装が似合わないのにビックリして今野さんの配色全然覚えてないです。Tシャツ着てたかすらあやふや。チャンピオンのタンクトップだったとかしか。



キングには大まかではあるけど2.3コテンプレートみたいなものがある。
(もちろんテンプレートでないものも沢山ある)
例えば『パントマイム師匠と弟子』は私がキングのネタを初めて見て一気に大好きになった切っ掛けのネタで、これは今回で云う「野球選手とファン」と同じ構図だと
思っているのですが、圧倒的にパントマイム師匠が好きな理由は例えば
「お風呂だ!」の件のいい意味で「ナンセンスなやり取り」や耳に残って且つ心地がいい「フレーズ」で今回それをあまり感じられなかった野球選手はネタとして分かりやすいというと言う利点はあるし、もちろん面白いと思ったけど、「可愛いだけじゃモノ足らない」のそれだなと感じました。それだけキングに対する思いが強いと言うかハードルをあげてしまってる自分が悪いとは思うんですが…。

もちろんテンプレートがあることも悪い事じゃないしそれをベースにするのも、持ち味な訳だから否定する事はないけど、あまりにもそれが全面に出て来てるように感じさせる構成はちょっともの足りなく感じてしまうのは、わがままかな。

でも「誤解」見たときも「ハンディキャップ」ほどじゃなかったかもと思いつつ、今は暇さえあればリピートしまくってるので、何度か見たら見方が変わると言うか、発見があったりするんだろうとも思います。

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