僕は空想しプランを立てる

お笑い用ブログ

キングオブコント2011のメンツが揃いましたね!

秋のお笑いの祭典キングオブコント。決勝メンツが決まりましたね!!
キングオブコントは毎年御贔屓の芸人さんが必ず1組はいるのでちょっと冷静で見られないという嬉しい欠点があります。
(今のとこ御贔屓の芸人さんがもれなく優勝しているのも嬉しい)

今回ももちろんそうです。ハジけてほしいなー。

 *

今年は準決勝両日行けたので感想を書いてみます。
(決勝でのネタ順)

 ●トップリード
最近ではオンバト+で優勝した正統派のコント師でライブでもよく名前を見るし、評価の高いコンビ。こういう人がKOCのような大きい賞レースでネタが出来るって言う事が嬉しい。KOCの醍醐味の見本のような存在だと思います。トップリードが決勝コールされたとき、やった!嬉しい!と同時にそりゃそうだろう!という気持ちもありました。だってすげーいいコントするんだもん!準決勝でやったネタ、好きなんだよねー。新妻さんがカッチョいい。


 ●TKO
準決のコントは木下さんから発する身勝手な言動が笑いを誘う流石巧いなと思わせるコントではありましたが正直そこまでウケてたかというとそうでもありません。オチもふわっとしてたし。キングオブコントはコントの面白い人を決める大会でもありますがその前にTVショーですから、準決の酷くない限り、知名度のある人を何組か入れるんだろうなーというのは私も覚悟しています。TKOは多分その類いかとと思っています。しかしこれはあくまで私の憶測で、審査員の方々には響く何かがあったのかもしれません。

けど芸歴も長く、知名度もあって大きな賞レースにでるのは勇気のいる事だと思います。大会4回目現在TKOと同じくらいの芸歴で知名度があって参加しているコンビってほぼいないんじゃないかな。負けた時のリスクもあるでしょうから。そう言う意味ではTKO素晴らしい存在の先輩芸人さんだと思います。


 ●ロバート
3回戦でのネタが下系で攻めのネタで、笑いより「これを3回戦とはいえ賞レースのネタでかけるのか!凄い勇気だなぁ」という驚きが大きかったロバート。準決ネタは「そうそう、秋山さんってこんなオッサンのキャラうまいよね!」とキャラ作りの巧さを再確認しました。ウケはほどほど、だったかな。今回の大会本当にレベルが高い。


 ●ラブレターズ
去年から凄く好きになった芸人さんです。先月行った単独も楽しかった。ラママ新人コントライブではまだゴングショー形式のコーラスラインに出ています。だけど出て来る時はいつも最後の方で、そしてコント1本丸々やりきるどころか皆が魅入ってしまうほど演技力、ストーリーでも魅せてくれる正統派コント師です。が、準決のネタはかなりの変化球でした。これはウケてたー。ウケてたなー!!
去年3回戦落ちでしたがその時は「(落ちたの)うそだろ!」と思ったくらい良いネタをしてました。今年は準決を経験せず一気にファイナリスト。すごい飛躍です。それにしても2人の小柄さには見るたびに驚いてしまう。


 ● 2700
ここはなんて言ったら良いんだろう。準決勝のネタがあまりにも衝撃的すぎました。それがどんな感じだったかと言うと始まって最初会場にいる人全員戸惑う→やって行くうちに理解する→面白い→面白いけどとんでもないことやってるんじゃないかと気づきだす→とんでもなさと面白さが相まって爆笑を産む→衝撃と爆笑で頭が混乱→しかしこれは決勝上がるのか…?だから決勝上がったと聞いた時はとんでもない大会になるなーと思いました。(それと同時にキングオブコントという大会に信頼感がUPしました)

TV的にも2700には軽く追い風が吹いてるように思うし、劇場でネタをやれば舞台袖に芸人が集まるほどの人気ですからね。大会1回目「誰?」とほとんどの人が思ったファイナリストがここまで化けるのかよ!という意味でもドラマチックすぎますね。今思い出してもあのネタは凄い、マジであれなんだよ…。2人共顏出てないから最初誰だったか分からなかった。八十島さんの動きで2700だと分かったほどです。


 ●モンスターエンジン
モンエンのネタは幅が広い。固定のキャラモノのネタもあるし、09年時のKOCのように途中バカバカしくてオチで意外な展開を見せてくれるようなネタもありますが今回の準決はどれでもないまた新しい切り口のネタでモンスターエンジンの底知れなさを感じました。本当に面白かったー。準決1日目でもかなり上位のウケ具合。ネタ的には正統派ではないな。だって2人とも顏出してないし…。なんとなく準決の日が2700と違う日でよかったと思いました。



 ●鬼ヶ島
感無量。ああ〜鬼が!鬼がやっと決勝に!!と思うと嬉しくてしょうがない!鬼ヶ島は壊し屋のようなコント師。彼らがコントをやるとその次にやるコンビが気の毒になるほど舞台を焼け野原にする(お客が鬼ヶ島モードからなかなか切り替えられない)というので、ネタライブでは鬼ヶ島がやったあとにいったんブレイクを入れると聞いたことがありますが例えだとしても納得してしまうほどです。
今回その被害を受けたのがロッチ。今回のロッチは下フレーズネタだったけど、中岡さんも愛おしいくらいキャラが立っていたし、コカドさんもいつも通りのロッチのネタをやっていたのですが、如何せん鬼の後だからか弱く感じてしまいました。鬼ヶ島恐ろしい。鬼ヶ島のネタは正直去年やっていたネタの方が好きだし今回以上にウケてたように思うので決勝では去年のネタやってほしいな。


 ●インパルス
決勝には知名度のある芸人云々の話を出しましたが、インパルスは3回戦の時点で「仕上がってる!決勝候補だぞ!」と強く思うほど素晴らしく、決勝でもやはり見せつけてくれて文句無しの決勝行きだと思いました。人にもコントに華があると感じたのはインパルスだけかも。しかし一番の心配は順番が鬼ヶ島後ということ。インパルスは正統派ですから、準決のロッチみたいにならないように願いますね。2本目が巧い具合に順番が離れますように。




2700、鬼ヶ島はどう作用するかな。正統派が制すか、変化球組が場を荒らすか…今から楽しみです。

放送は9月23日。予定を空けておこう。