僕は空想しプランを立てる

お笑い用ブログ

ダイナマイト関西2014予選1

ルミネtheよしもとへダイナマイト関西2014の予選見てきました。

事前に選ばれた1グループ4人が4ブループ計16人で予選を行いグループ内総当たり戦で各グループ上位2名決め、勝ち上がった8名で8月に決勝戦が行われます。ようはワープドカップ方式で、大会のイメージカラーもワールドカップのようです。

今回はその1回目。今日の予選のメニューは

公式戦Cグループ
ずん飯尾vs麒麟川島
（解説・バッファロー吾郎とオードリー若林さん）

スペシャルタッグマッチ
キンコメ今野＆フット岩尾vsマキシマムパーパーサム長澤&ずんやす
（解説・バッファローAさんと飯尾さんとせきしろさん）

公式戦Aグループ
バッファロー吾郎竹若vsキンコメ高橋
（解説・Aさんと岩尾さんと川島さん）

サバイバルマッチ
ポイズンガールバンド吉田、ポイズン阿部、少年少女坂口、もう中学生、ピテンカントロプス中村、マスオチョップ西園
（解説・バッファロー吾郎とやすさんと高橋さん）

公式戦Bグループ
オードリー若林vsせきしろ
（解説・バッファロー吾郎とポイズン吉田さんと高橋さん）

でお送りしました。

 
待ちに待ったダイナマイト関西の大きな大会！待ち望んでおりました。

ゴングと共にMCの浅越ゴエさんが登場、力強い始まりの声に緊張感が高まります。
そしてインタレスティングプロデューサーのバッファAさん登場と思いきや、去年年末に前夜祭が行われた時同様スティーブキムズとして黒タートルにジーパンと丸めがねで登場、スクリーンにはみかんがかじられたマークが映し出されます。
ゴ「その設定は今回もやるんですか？」
A「3時間作家と会議してゴーサインがでました！」
みかんのマークを背に「我がオレンジ社は…」と言ったと思いきや手にしてるタブレッドのリンゴのマークを指摘されたりと子気味よいやり取りが進んでいくOPが心地よかったです。Aさん登場によりほどよい緊張感を保ちつつ繰り出すユーモアにより緩和が生まれ、いい雰囲気が会場を包みました。

＊

いよいよ公式戦飯尾さんvs川島さんの試合。D関についての想いと相手の印象を語った対戦前VTRが会場のボルテージを高めます。凄く良いVTRだったので大会がDVDになった際にはこれも是非入れてほしいと強く望みます。

『アイドルが売れたいために言った実家が金持ちの嘘エピソード』のお題での
「住所に日本って書いたら家に届く」という答えをうけて家バレしてるだけあって春日も似たような感じですよと若林さん。「それは春日さんではなく郵便屋さんが凄いんですよね」と春日さんを評価しないバッファさんがクールで楽しい。若林さんも「そうですよねぇ」と同意しちゃう。

『選挙ポスターのひどいいたずら』
のお題で飯尾さんがメガネの中心をつまんで上下に揺さぶり悩ましいかのような表情をしたのを見てバッファさんが「やってはいけないことを考えるのがつらいのでしょうね…」人柄w。
ここのお題では川島さんが得意の絵の回答で攻め上げてました。続行になった答えも非常に良い物でしたが飯尾さんも悩みながらも食らいつく良い試合で結果は残り点数1対1でドロー。

終わりも引き分けと言う事で「スイスのような平和な終わり方で…」とおだやかに言う飯尾さんに「誰も傷つきませんね」と答えるゴエさんの反対方向を向いて「ジュネーブ！」と声を張り上げる姿が楽しかったです。

対戦前かVTRかは忘れましたが「乾杯をした時にため息が出るような試合はしたくないです」と言った飯尾さんが格好良すぎました。

あとおなじみの回答した後MCをじっと見て判定を待つ飯尾さんの姿もありました。
「飯尾さんはゴエが判定してると思ってるんですよね、（判定）してませんよ」と竹若さんもフォロー。

＊

スペシャルタッグマッチの選手は事前に発表されてなく大会に相方が参加の今野さんややすさんはまだしも岩尾さんが出てくる辺りさすが本戦は特別と思わされました。今野さんと岩尾さんがチームということで2人の共通点がばばっと思い浮かんだけど（ブサイクと呼ばれている、超絶おしゃれ、ちょいハゲ、人見知り…）まさかの「毛深い」くくりだったとは思いませんでした。ちなみにやすさん長澤さんはハゲくくり。大会のメンツが豪華なので長澤さんが
「ハゲだったら（自分の席は）誰でも良いってわけではないですよね…」と不安がっていました。そんな事はないです。反してやすさんの気合いは十分。
「皆にハゲになりたいって思わせるくらい頑張ります！」カッコいい！
ゴエさんに「毛深いとハゲはどちらが面白いかという検証をしましょう」と焚き付けられ結果は「毛深いチーム」の勝利。お題に対して簡潔でストレートな答えの今野さんと
巧みなひねりを加えた岩尾さんの緩急をつけたチームワークはよかったです。（お互い人見知り故目をあまり合わせていませんでしたが）
無骨で片意地を張らない、人柄がにじみ出るようなやすさんの答えも好感が持てるし、
長澤さんも数いるハゲの人の中から選ばれるだけある素晴らしい答えをコンスタントに出していました。
「頼りにならなそうな自衛隊』のお題でやすさんの「タレ目」はやすさんが出したから沸いたんだろうなー。案の定大笑いしてたAさんに「（そんな自衛隊も）いるでしょうよ！」と突っ込まれていました。

試合中の飯尾さんの解説が凄く良かったです。
「さっきの試合でも僕の答えで袖にいるやすしか笑っていない時とかありました」
「僕は一人で生きていけないタイプ、だからコンビでいるんでしょうね」
とかやすさんを思う気持ちが随所に出ていました。あと禿げた2人が並んでるのを見て「穀物タイプですね」とかなんとか。

＊

公式戦竹若さんvs高橋さんの試合。試合前VTRのトーンが新津保建秀の写真を思わせる白く穏やかな色調で美しかったです。静かに大会の事や高橋さんの印象を語る竹若さんとは違い『吉本興行様』と持ち上げ完全に自分を卑下する高橋さんがいつも通りすぎて泣ける。

大会説明でスティーブキムズにAグループ（竹若板倉秋山高橋）の紹介で「ダイナマイト関西チャンピオン、はねる、はねる、前科者」と弄られた件があったことをうけて
高「マネージャーにあれはしっかり否定してくれって頼まれましたから！」
ゴ「間違えられただけですもんね」
高「ただ逮捕歴はつきます！」ww

2008年の大会の時とは違いAさんと高橋さんはイベントで多く共演する知った仲に。
「僕は2人の事は良く知ってますけど、冷静なイメージがありますが両方ともキチ○イです！！」と思わず言い放つAさんに「カメラ思いっきり入ってますけど…」と川島さんに指摘され「ああ…」とゴニョゴニョしてるAさんが微笑ましい。結果2人共をサイコ野郎呼ばわりしていました。

「あの竹若さんの髪型は何ですか？」と川島さん。カッコいいんだけど、竹若さんのイメージにしては冒険しているなと印象を受ける髪型について「あの髪型は『刑事役の三上博史』がモデルらしいですよ」と答えるAさん。あの髪型、多分お客のほとんどが不思議に思っていた事だと思う。川島さんグッジョブ！

『おっちょこちょいな受験生が試験中やらかしたこと』のお題での高橋さんの「シャーペンを削る」「早弁」がとても好きでした。芸歴は違うものの2人共おなじ年だという話をうけて
「試験をしたのも随分前なんでしょうね」
「センター試験が共通一次と言われた年代ですね」
「そんな2人が受験生のおっちょこちょいを一生懸命考えてるんですね」
と川島さんと岩尾さんに言われ放題でしたw

『アメリカ人が「アメリカにうまれてよかったー！」と思う事』のお題で高橋さんはお題を聞いた途端真っ先に「戦争に勝った時」とペンを走らせサイコ野郎っぷりを発揮したと思ったもののその後あまり揮わず。
「サイコ野郎と言われてからあまり思い浮かばなくなって…」w
竹若さんもこちらのお題はあまり点数に結びつかず結果残り点数3対3でこちらもドロー。

＊

サバイバルタッグマッチはD関で実力派と知られるポイズン吉田さん、少年少女坂口さん、もう中学生が揃う。ポイズン阿部さんは相方吉田さんや一人で心細いけど相方と名前が一緒の阿部さんが隣にいると安心すると言ってくれた坂口さんに「2人がやられたら援護射撃するから！」と頼もしい発言をしていました。「武蔵丸に援護射撃する出島みたいにね」w他にも援護射撃を力士で例える阿部ちゃんの相撲知識が凄い！

人力舎若手で大喜利の定評が高いピテカントロプスの中村さん。先日ネイキッドロフトで行われた大久保さんの大喜利ライブで活躍したのを買われての登場のようです。中村さんの「高橋さんに緊張してないか聞かれて緊張してますと答えたら嬉しそうにしていました」という話をうけて「悪い先輩ですね」とゴエさんに弄られる高橋さんよ。

未知数の西園さん。「ケイダッシュテージということで先輩は誰ですか？」とゴエさんに聞かれ「若林さんです！」と答えたものの「春日さんは先輩と思ってないですか？」と指摘され軽く焦っていました。


それにしてサバイバルどころか大会全体見ても強く印象に残るのがもう中学生の活躍でした。イラストの緩さと回答がクレイジーすぎて「（ポイント奪取が）交通事故並」とバッファさん。おだやかなダンプカーみたいだった。あんなに技術のある吉田さんがいや、技術があるが故太刀打ちが難しいのではないかと思えるほどでした。無茶苦茶すぎるけど個性と魅力のある回答にもう中さんとは気心知れた高橋さんの突っ込みや
バッファさんの解説が入る事により理解しがたくも笑いを誘う回答が更に会場にうまいこと伝わり、お客さんはすっかりもう中さんの虜になっていました。
「（あのクレイジーな回答に）なんで我々がフォローしないといけないんだ」とAさんが言ってしまうほど。
「もう中が絵を描きだすとワクワクしますね」と高橋さん。これは、本当にそう。また高橋さんは「たまにマトモな回答を出すとドキッとする」とも。これも、本当にそう。

そんなもう中無双の中、もう一人お客を沸かしていたのはポイズン阿部さんでした。相方の援護射撃どころか自爆、Aさんに「ふざけるな！」と叱咤されてもヘラヘラしてるという阿部ちゃんらしいところを存分に発揮していました。
2問目はまさかの相撲を題材にしたお題が！ここは阿部ちゃんに期待がかかるものの全くペンが動かないのを見たAさんが「冒頭の相撲の話なんだったんだコノヤロー！」とやきもきしていました。

阿部ちゃんは最終的に自爆２つめで退場、皆さん良い答えは出していましたけど問題が変わっても勢いが衰えなかったもう中さんがサバイバルを制しました。今回見せたクレイジーさはもう中さんのブログで見れるのでみんなもう中学生のブログを見たら良いと思う。

「このサバイバル形式は過去出た事ありますか？」と聞かれたやすさんが
「サバイバルは人生だけです！」と答えたのがじわじわ来た。

＊

公式戦若林さんvsせきしろさんの試合。D関は2008年の一般参加のメールまで出して参加を希望した経験がある若林さんは出演するたび「僕なんて…」と謙虚な気持ちで出てたけど今回は傲慢に喰い散らかしたい、と気持ちを切り替えて大会に臨んでいました。若林さんとは売れる前からイベントをやっていて面識があるせきしろさんは若林さんを「出るべくして出た人」と表現。2010年D関の南キャン山ちゃんに勝利した時のVTRが挟み込まれ負けた山ちゃんの一瞬映った鬼の形相に悔しさは伝わりまくるものの「たりない2人」の関係を考えると思わず笑いがこぼれてしまう。

VTRの緊張感あるコメントとは打って変わって「今年は午年でしょ？馬力のある答えを出してヒヒーン！と言わせてやりますよ」といつもの恍けたユーモアをかますせきしろさんが楽しいですね。

この2人の勝負は年末の前哨戦で行われた大吉ケンコバ戦に負けないくらい点の取って取られての白熱した戦いだったけど、大吉ケンコバ戦の「うわー！どっちが勝つんだろう！」というドキドキ感ではなく「どちらも負けないで、できるならずっとこの戦いを見させてほしい」という願いのような気持ちで見ていた人も少なくなかったのではないかと思いました。それくらい手数も多ければ角度や種類の豊富さにため息が出るほど。いつもロートーンな2人だからこそ『ギャル男なアナウンサーのニュースの第一声』のお題はテンションあげて答えるギャップが楽しかったし『桃太郎が鬼退治に行っている間おじいさんとおばあさんは何をしていた？』という今までなかったのが不思議なくらい良いお題に上がりまくった会場の期待以上のクオリティで回答を叩き付け合っていました。

結果は持ち点1-0で若林さんの勝利。勝ち点3を手に入れました。

＊

エンディング
Aさんがせきしろさんの午年の件を嬉しそうに突っ込み、2人でなにやらきゃっきゃ楽しそうにしていました。「僕はね、ダイナマイト干支関西と言うのもやってみたいと思ってるんですよ！」とAさん。「お題が干支関連なんですか？」と聞くゴエさんに「いえ、干支の動物達を走らせて一番を決める大会です」ww
ピテカン中村さんはルミネも初ということで「こんなビルの7階で大喜利が出来るなんて凄いですね今度は8階でやってみたいです」」とよくわからない感動を表現したと思いきや「8階はねダイナマイト天国が行われているんですよ！」藤山寛美や横山やすし、チャップリンが戦っているんだとAさん。こういうバカバカしいとこがさっと出るAさんが好きです。

皆を魅了した阿部ちゃんややすさんにもスポットを当ててくれてエンディングもたっぷり！解説を一緒にやった高橋さんとやすさんは家が近い事が判明して「一緒に熱海旅行ににいく事になりました！」ww

エンディングに仕事があるのでと飯尾さんと今野さんの姿はなかったけど家帰ってツイッター見たら今野さんが京都にいるとツイートしていました。なにそれすげぇ。エンディングで岩尾さんが「毛深いの証明を…」とゴエさんに振られ嫌々Tシャツをめくらされ胸毛を見せられていましたが、今野さんの方が胸毛〜腹毛に関してはインパクトあるからいなくて残念だなぁとぽんやり思いました。

ぼんやり思う事でもありませんが。

＊

今年の大会は緊張感の公式戦と楽しく見れるスペシャルマッチ、しかもサプライズな豪華メンツが揃えられているので一度たりとも見逃したくないですね。今回の公式戦の対戦は全試合肩入れできないほど好きな人たちばかりの戦いだったのでドキドキしっぱなしでした。竹若さんと高橋さんが戦ってるのとか夢かなと思うほどでした。

＊

皆が震えたもう中さんの回答が公式に上がっていました。

 


これは「楽しくないネコカフェ」のお題。猫が発するニャーの文字が鋭利になっているから危ないというのは解説の皆さんのフォローで分かったくらいです。

こわい、楽しい、こわい。