僕は空想しプランを立てる

お笑い用ブログ

チョップリントークライブ@ネイキッドロフト

チョップリントークライブ@ネイキッドロフト行ってきました。

 チョップリン登場。自己紹介かねて名前の話。
下の名前が恭之助と幸太郎というなんともいい響きの名前をお持ちの2人。
「お前なんてラーメンズの小林さんと1文字違いやもんな。一文字違ってるだけでこんなにも違うか」と西野さん。これ、ファンの人によく言われてそうだな。
「そんなことないよ、たいして変わらん」
なんともゆったりした口調で反論を。シャープの欠片もない!小林さんのくたびれたTシャツを見て
「ここ、ナイキのマークが剥がれかけてるんですよ、見えます?ナイキがコイツから逃げようとしてるんですけど」
「お気に入りやねんからええやん」
この会話がなんか好き。

この日は「ムーミンカクテル」という小林さん考案(?)の乳白グリーン色のカクテルがありました。ムーミンはあれですね。小林さん作ムーミンの歌。名作。小林さんはムーミンカクテル、西野さんはアイスコーヒーを注文。西野さんは酔うと先輩に対してでも文句みたいなのが出てしまうので場所によっては飲まないようにしているそうです。結構攻撃的。確かに第一回目のライブで先輩の悪口言われても。

小林さんがおじいちゃんみたいだと西野さん。
「こいつ朝から何飲むか知ってます?白湯ですよ、白湯」
「白湯はええよ。体調よくなんねん。人に勧めたら(実践した人に)
調子ええって感謝される事もあんねんから」
前回の銀座の単独でもパーケンさんと白湯トークで盛り上がってましたね。パーケンさんもおじいちゃんぽい。足湯につかるもの好きで、お年を召した方々に混じって足湯を楽しむVTRを一度とってみたことがあるらしく
「(それ見ても)どこに自分がおるのか発見出来んかった」
完全に馴染んでいたようです。様子が手に取るように分かるなぁ。

ゆったりイメージの小林さん、実は体を鍛えるのが好きで、よく上半身裸で芝をつけながら公園でトレーニングしているところ目撃されている。前の単独で今野さんが「そんなに?」と驚くほどの腹筋の割れようです。
草野球チームの監督をするほど野球が好きな小林さん。一度子供を集めて青空野球教室を開催しようとしたそうです。なんだそれ。
「ブログに日時と場所書いて参加者を募ったんやけど、一人も集まらんかった」
ブログだけでは難しいのではないだろうか。
「どっちにしろ雨天中止やってんけどな」そう言う問題ではない。
「今度おじいちゃん相手にしたら?」
どれが小林さんかまた分からなくなりそう。

今はこんなんだけど、昔はアグレッシブで悪かった小林さん。クラブではトリッキーなダンスを披露し周りに人が集まる、坊主頭でイカツいバイクを乗り回す。
メットインの中にワインとりんご入ってん」赤ずきんちゃんか。
好きな人にバラの花をあげることがお決まりだと。
「例えば、22歳になる彼女に普通は22本のバラを買うやろ、
でも23本買って一本は別に包んでくれって言うんですよ」
「で、それを店員に『これはあなたに差し上げます』っていうて
出て行くんですよ。で店から大爆笑が聞こえる、と」これは恥ずかしい。
この話をされた当の小林さんは自分の恥ずかしい昔話をされているときに全力で止める事もなく
「そのお店に爆笑と言う花をあげたんやね」やかましい。
「店員絶対包んだ花戻してるわ」w
小林さんのバラに関しては数々のエピソードがありましたが、どれもくすぐったいお話ではありました。

女性は花をあげたら喜ぶ、という話の流れで女性にサプライズをすることが嫌いだと西野さん。サプライズする男は女性の為じゃなくその行為に酔っている、女性は私の為にこんなことを!と喜んでいるけどそうじゃない、と力説。
「お前もそうやろ?バラあげてる自分に酔うてんねんやろ?」
「俺はちゃうよ、30%くらいやって」70%は女性の為だと小林さん。
「絶対嘘や!90%は酔ってるって!」
「ちゃうよ。20%俺、で、あとの10%は花屋さん」
爆笑するサプライズ、プライスレス。


タバコが吸いたくなった2人。お客さんに許可をもらい煙草を吸う。
小林さん火を持っていないのが分かると、西野さんに火を借りようとする。
しかし火を貸す事をあまり良しとしない様子の西野さん。
嫌々火をつけてあげるも様子のおかしい小林さん。
「一回でちゃんと吸っとけや!」
火が消えていたようです。もう一本吸おうとしたら最後のタバコがくしゃくしゃになっていた小林さん。「次元みたいになってるやん」くしゃくしゃのタバコは次元タバコって言うよね。タバコがなくなったので西野さんからもらう小林さん。タバコは文句言わないんだ。
片や到着したアイスコーヒーのポーションがなかなか開けられない西野さんに「貸してみ」とポーションを開けてあげる小林さん。
「楽屋でもやれや!お客さん前だけ優しさアピールしやがって!」
これらのやり取りが妙に印象深い。私はタバコとコーヒーに弱い。


大阪は道歩いていてよく人にぶつかる。人がよけようとしないからだと言う。あるとき小林さんがケータイを持って歩いていたらそれを刃物だと勘違いしたサラリーマンが振っていた小林さんの腕を掴んだ、という事があってこれやっていたら人がよけてくれるんじゃないかと思い、試してみたら「女性はよけてくれないやな、平気やねん」
「女の人は光りモン好きやからな」「ケータイキラキラしとるもんな」で、女性に対して良い対策を思いついた小林さん。
「手を振って前に来た時に、指をこうわさわさわさってやんねん」これは気持ちが悪い。ちょっと当たっただけでも誤解をされる行為だなぁ。
パーケンさんがその場にいたら「止めた方が良いです!」って全力で言うと思う。


通天閣の地下にある劇場に出ているチョップリン。お客がおかしい、と2人。

「おっさんネタ中ガンガン話しかけてきよる」
漫才だけでなくコントでも話かける。
「前は4人同時に話かけて来たもんな」あまりにも話しかけられるから舞台に椅子を一つ用意していつでも入ってこい!的な感じにしたそうです。
「でもそうすると入ってけーへんねん」あくまで外野でいたい、と。
そもそも通天閣の周辺にいる人がおかしい。
「拾って来たピンクのジャケットとか着て、基本お洒落やねん。で、どうやったか知らんけどそのおっちゃんの頭に缶がくっ付いてんねん」
そういうおかしな人が気になる西野さんは写メをガンガン撮るらしい。
「おっさんも撮られ慣れてるからええ感じに写ってくれんねん」
でも缶が何で着いているのとかは一切聞かない。ガードレールの細いとこに寝てるおっさんしかり。聞いたら萎えてしまうと西野さん。

ここから西野さんのおかしなとこが徐々に明らかに。
海原はるかかなたのかなた師匠(髪の毛を吹く方)にめっちゃハマっている。
「話振ってもフツーのことしか言わんのよ!」師匠の話をする時の西野さんは異常に楽しそうだった。
・お年寄りが好き。街で見たらガン見してしまう。写メを撮りたがる。男女問わず電車で見たらつい髪の毛とか触ってしまう衝動に駆られる。小林さんも「やめたほうがええ」と言うも「髪の毛とかキレーやん!シルクみたいで」本気だ。
小林さんがおじいちゃんみたいで丁度いいんじゃないかなと思っていたら小林さんには「昔の(ワルい)お前に戻ってくれ!」と。よーわからん。
・歩きながら話をしていると、話をする相手にめっちゃ近づく。西野さんは無意識らしい。2人して立って実践。近い!ちょう近い!!

2人の学生時代の話もお互いのおかしなエピソードがちょいちょい。
・幼なじみの二人。学歴も一緒「賢さが同じやったんですよ」
・遊ぼうとしつこく誘う西野さんの一応応じるも帰りたくなり、ワザと噴水に入り濡れて帰る小林さん。その時は間違えて入ってしまったんだなと思っていた西野さんは「あれワザとやねん」と事後報告を受け、「なんやコイツと思った」
・中3のとき受験勉強があるにも関わらず、遊ぼうと誘う西野さん。「実は…」と深刻な顔と渋いトーンで「親父が胃ガンで…」と衝撃的告白小林さんにドン引きの西野さん。そして高3の時に「あれウソ、ただの胃潰瘍」とこれまた事後報告。「あれはなんだったの?」と西野さん。単純に誘いがうっとおしかっただけの小林さん。なんという無駄な演技力!
・西野さんエロビデオが欲しいが為に、小林さんの名前と住所を使い購入。当然小林さんの自宅に送られて来て「オカンにエロビデオ渡される俺の気持ち分かるか?」気の毒すぎる。その後もことあるごとに小林さんの住所を使い「こんなん着てたけどなんやねん?!」を繰り返す。恐ろしい。
・西野さんはずっと小林さんと一緒にもかかわらず小林さんの親父さんに会った事が無い。小3の時の小林さんと写っている写真を見ただけで肉眼で見た事が無い、会わせてやと訴える西野さん。
「何で会わせてくれんの?」
「だって親父お前の事嫌いやもん」嫌いになる要素…住所か。
・小林さんのお母さんは「トキオのファンやねんな」「長瀬君が好きやねん」西野さんは小林さんのお母さんが自転車を引いて買い物をしている姿は見るが、自転車に乗っている姿は見た事が無いらしい。
「だってオカン自転車乗られへんもん」衝撃事実。じゃああれは何?
「買い物のカゴ代わりにしてん」変なのー。


ここで1部が終了。小林さんが歌うムーミンパーマンの歌を流す。曲が終わる度に「ええ曲やねぇ」と絶賛する西野さん。
本当に一度聴いてほしい。オモロ恐いから。

 

 

後半。ゲストはギースの二人。

 


ギースがゲストになった経緯を発表。
「前のライブ(行列の先頭)のエンディングで尾関君に
「ゲストに出てくれる?」って聞いたら「出ます」って言ったから」
ライブのエンディングなのにそんな雑談してて大丈夫なのか?の不安に
「あのライブデカいやつ多かったもんな」「磁石とか2人ともでかいしな」それを隠れ蓑にしてお喋り、と西野さん。(が尾関さんはもっとデカい!)普通事務所通してスケジュール確認して出るかでないかとやるところを西野さんと尾関さんの2人で決めてしまった。舞台からはける時に「ゲストで出る事が決まった」と高佐さんに報告。それは高佐さんは驚きますよね。なんでそんなに簡単に決めてしまうの?
「フランクに『ゲスト出て』とか言える感じを装うと思って」と西野さん。
「僕も気軽に『ゲストでます』って言えるキャラと思われようと」
と尾関さん。妙なフランクキャラ願望。

メインの話題はもちろんこの秋シティボーイズのライブにゲスト出演をするギースについて。

チョップリンは2003年に出ているので先輩ですね。しかし2003年当時はシティボーイズの存在は世間一般が思っているのと同じくらいの印象しかなく、もちろんコントを観た事がなかったそうです。小林さんに至っては斉木さんの存在もあやふやだったとか。当時も未熟で全然ついていけなかったと悔んでいるご様子。
だから「今こそシティボーイズのライブにゲストに出てみたい!」とギースを羨ましがるチョップリン。尾関さんはラバーガールと4人で出てもお客さんにただ単に「若いの4人出て来た」と思われないか不安に思っているご様子。それに関しては2組ともキャラがついてるから大丈夫ではないか?とフォロー。
シティボーイズのライブに出るって大変なプレッシャーだな。

Film noirの大阪の打ち上げに参加したチョップリン
小林さんはベロベロになり、きたろうさんに向かってまたゲストに呼んでほしいと訴えたそうです。そのキメセリフが
「自信と意欲しかありません!!」それを聞いたきたろうさんは
「なんだよぉ!2つとも昔のお前は持ってなかったものじゃないかよぉ」
声が再生される。酔ったきたろうさんの物まねをする西野さんもおかしい。その時きたろうさんに電話番号を聞こうと凄い葛藤した西野さん。それに対して「僕教えましょうか?」とさらっと言っちゃう尾関さん。電話番号どうやって知った?手に入るの簡単だった?と興味津々な西野さん。過去に電話番号を教えてもらおうとしたら
「いやーそういうんじゃないだろー」
とかわされてしまった過去があるので臆病になってる様子。しかし尾関さん、同じ事務所だからマネージャーから「今後必要になるから」と教えもらったと。まぁそうだよね。

Film noirで大竹さん監督作品にランボーの詩集を読むというシーンで出た尾関さん。セリフを覚えるのに「前日覚えりゃ良いか」と余裕をぶっこいてたら前日体調を崩しセリフが入らないまま現場に。そしてNGにつぐNG。とうとう大竹さんが「今日はダメだ!」と中止にしようとしたところ、土下座して「もう一度お願いします!」「やれるのか?」「やれます!!」とアツいやり取りをしてもう一度チャンスもらえる事になったけど、結局出来ず。ロケバスで落ち込んでいる尾関さんは「まだまだだな」と斉木さんに言われたそうです。シビれる。
「その斉木さん大道芸人の役で、なんかふわふわした衣装着てたんですけど…」ふわダンス観てぇ。一方高佐さんはファミレスでAV女優をはべらす大竹さんに注文を取りに行くウエイターの役でしたが「カットされました」と悲しいご報告。

イベントに出演する斉木さんが「シャンソンを歌う」ということでバックで演奏するピアノを高佐さんが担当したとも。当日楽譜を買ってそのまま演奏する高佐さんが気の毒すぎる。東京クレイジーショウ。一度見に行った事があるけど、この回だったかなぁ。斉木さんをみた覚えはあるのですが。


シティボーイズゲストの当時の西野さんの苦い思い出。ライブは半年かけてネタを練り上げる。意見は若手も言える。特にあれだせこれだせとも言われ事もなく、大竹さんも圧力かける事もなく、特にネタ出せとも言わず若手である自分たちが自由に意見交換出来るような環境を作ってくれるのだが、かえってそれがプレッシャーになったらしい。
作家さんが3人いるも、内2人は褒めてくれるけど1人だけネタをいくつ出してもスルーされる、厳しい現場。
「6つくらいネタつくったけど、最終的に出されへんかった」
苦い思い出。

一方小林さんは「半分ノイローゼになった」と穏やかではない思い出を。大阪の拠点にしているチョップリン、東京では松竹が持っている小さな部屋に2人で寝泊まりしていたのだけど、その部屋が廊下があって奥に2畳くらいしかスペースがない。しかも奥の部屋は西野さんが陣取ってしまうので小林さんは廊下で寝るしか無い。セリフを覚えるのも大変だし廊下だしでそれでも大分辛いのに、何故か朝起きる時間に小林さんの耳元で足の親指と人差し指を擦るという妙な行動をする西野さん。「あの音たまらんかったわ」と大分参ってたいた様子の小林さん。西野さん小林さんに対して随分陰湿だなぁ。


ギースとチョップリンの初めて物語。
シティボーイズゲストのこともあり、一方的にチョップリン慕っていた尾関さん。キングオブコントの予選の時に西野さんを見つけ話そうと思い相談に乗ってほしいと誘う尾関さん。その時の相談が
「結婚しようと思ってまして…って。重っ!思うたわ」重すぎる。
高佐さんはレッドカーペットの合間に一人でケータイいじってる小林さんを発見しなにを観ているかと思ったら「無料のエロ動画サイトでして…」たかさくん、これがええのよ…とか言っていらしいです。そんな小林さんを無下にできず「え?本当ですか?」と
ノリノリで反応し、小林さんとメアド交換。送られて来たメールにはそのエロ動画サイトのURLがあったそうです…よと。

ネタ的にシュールと言われがちな2組。しかし
「尾関君はシュールやないよ、シュールはかっぱ寿司とかせぇへん」
と西野さん。関西でも人気だ!かっぱ寿司のCM!シュールは高佐君ちゃうかと言われ、尾関さんは
「高佐は感情があまり感じられない」ロボットみたいだと。
高佐さんは自分はシュールではないと
「シュールではなく、ミステリアス…かな?」
みたいなこと言ってたような気がしたけど、正直、「何云ってんだこの人」と思ったよ。


控え室で前半のトークを聞いてた2人は数々の西野さんの行動に度々引いていたご様子。高佐さん曰く
「いまもこうやって話してますけど、西野さんの目が僕を見てない、何か遠くを見据えてる感じの目なんです」狂人っぽい目つきで不気味だと。
「その感じがキングオブコメディの高橋さんの目に似てます」
「うそやろ、俺あそこまで変ではないよ」西野さんもパーケンさんはおかしいと思っているようです。
「俺ら前トークライブのゲストに出させてもうたんやけど95%高橋君がしゃべっとったよ」

尾関さんも「一緒に食事しててもずっと喋ってる。独り言かなと思う事もあるけど、あれ?俺に対して喋ってるんだなって」
尾関さんはさっきまで一緒にいたけど会場前になって、やっぱ恥ずかしいからと帰ってしまったというパーケンさん。
「人間味が出ましたね」愛すべき。


残り15分くらいでもう一人のゲスト、
ピーグル38の能勢さんを呼び込む。思ったより小さい、そして思ったよりガシガシ、勢いよくツッコむ。私は「エアロスミスやないか」しか知らなかったもんでちょっとビックリしました。もちろん「お前ミステリアスってなんや!!何言うてんの?」と高佐さんにバチコーンとツッコミ入れてました。気持ちがいい。

小林さんの靴下がいい匂いだからギースに嗅いでほしいと能勢さんと小林さんという変な流れ。「なんか香水の匂いすんねん」と西野さん。なにこの余興。渋々嗅いでみるギース。悪くはないそうです。本当になんだろう、これ。

ピーグル加藤さんが遅刻しそうだった時に小林さんを代役にしようと一度練習をしたそうです。流石雰囲気おじいちゃん。それはお披露目を結局しなかったので、ここでやることに。そしたら見事なおじいちゃんぶり&能勢さんの見事なネタ運びでうけるうける。これはピーグルが良いソフトを持っているという事なんだろうけど、これだけうけたら小林さんも嬉しそうでした。

キングオブコントに対して能勢さんが4人に
「自信と!意欲しか!ありません!!」と言わせる件。
でも本当に頑張ってほしいです。




1回目はこんな感じで終了でした。
チョップリンに関してはパーソナルな部分はよく知らず、まさか西野さんがここまで歪んでるとは思いませんでした。前のキングのトークライブの時は小林さんの妙なトコが比較的取り上げられていたので西野さんはしっかりしている方だとばかり。結果チョップリンは2人とも妙におかしい、と言う事が分かったので余計に興味持ちました。

楽しませてもらいましたー。