M-1・2009軽い感想

決勝箇条書き

・ナイツは去年はネタ云々よりボケの多さが目立ったけど
今回はボケの多さはもちろんネタもすっと入ってくるなという印象で凄く良いトップバッターだなと思いました。これは会場あったまったし、
今大会はレベルの高いなという印象もすでにここで植え付けられた気がします。土屋さんのツッコミ本当にいいなぁ。ツッコミって本当に大事ね。


・南キャンは2004年当時はしずちゃんの火を怖がるサイとかで目がしずちゃんに行っていたけど、今回は完全に山ちゃんの言葉のチョイス！！近年イベントのおかげで山ちゃんのファンになってるけど、イベントのいい山ちゃんがそのまま見れたって感じました。
「コンニャク押しても楽しくない」～「パニック！」は本当に神がかってました！


・東京ダイナマイトは二郎さんにサンドの伊達さんが影響
受けてるっていうので二郎さんの言葉のチョイスを待っていましたが結構普通に終わってましたね。「そのCM3回連続でみたことあります」くらい？でもネタは面白かったし、あの2人の佇まいも雰囲気も好きなので、ニュートラルな状態でネタ見返したいと思わせますね。やはり本番見てると興奮状態だもん。

見た。思った以上に会場が静か。名前の羅列をじっくり聞いててもイヤな感じがしない上に、むしろ気持ちがいい。喋って登場もいいなぁ。CMのチョイスがいちいち可笑しい。現在放映しているものってのがいいですね。



・ハリセンボンはただただ残念。春菜ちゃん本当に緊張してたな。
ハリセンボンは本当に好きですが、芸人としてのこれは褒めてるって云っていいのかは知らないけど、バラエティで急に振られててもブレないツッコミ力のある春菜ちゃんや大喜利で見せるはるかちゃんの発想力とかが好きではあるんだけど、漫才はそういえばそこまでピンときてない。不思議。


・飯は本当になんてステキなんだろう！！1本目のネタでの突飛なモチーフを最後までしかも完璧に料理しきって高得点をたたき出した後に、大事な2本目でまさかのチンポジオチ！優勝したらそらもう本当にヒーローなんだろうけど、結果こうなっても全然悪い気がしない。8年連続ででてんのにどういうことだ？！なんて全然思わない。唯一残念なのは2本目でシチュエーション変えがあった事かな。で、結局ラストイヤーなの？どうなの？

何？違うの？来年もあるの？やったじゃ～ん！！

・ハライチはARASUKAスエットで出て来た時点でそりゃもうガッツポーズなわけで。ネタのスタイルは好きなんだけど、ハライチ知識の甘い私はボケの岩井さんのキャラがあんまりよく分かってないので、スカしてるつーか尖ってるっぽい雰囲気を出しているのはキャラなのか、そういう人なのか、ネタ中笑ってしまうのは尖ってるキャラなのに相方のリアクションには笑ってしまうというキャラなのか、天然で笑ってしまっているのか、とかなんか色々なとこが気になって仕様がなかった。どうなんでしょう、実際。


・モンスターエンジン、河内弁の奥さん面白かったです。
あれはあのガラの悪さが魅力のネタだと思うんだけど。確かに去年より漫才色が濃くなったけど全体的に平坦な印象。うーんなんだろう、この全部平均点以上なんだけど特化してるところがないというレッテルを貼られてしまいそうな恐怖感。コント、ピン、漫才、しかも大喜利も面白いんだよね、モンエンはさ。ずるい。


・ノンスタイルはずるい。ここ近年は特に
敗者復活枠というのが注目されてるというのにそこかっさらっちゃう上に上位3組に入っちゃうなんてさ。でも何故だろう、優勝決定戦は連覇がかかっているのにあっさり流され、最終的に1年経ってもなお「トークが苦手」と云われてしまうこの残念な感じ。ノンスタは正直好きな漫才ではないし、タレントとしても魅力もあまり感じない。
（石田さんはいいんだけど、井上さんの売りの「イキリ」がわたしは1年経ってもまだダメなんです）
けど、そこまで仕打ちを受けなくても良いんじゃないかなとは思うんだけど、どうなんすかね。


・バンクブーブーは本当に正統派のうまい漫才で最後3組残ったなかで審査したら優勝は当然。最後の手を壁についてあやまる仕草の瞬間の会場の湧きようは凄かったなぁ。でも何故かな、今回も優勝は文句無いのに、笑い飯に心を奪われてしまったせいか、優勝者としての思い入れが薄い。

今パンクブーブーに思う事はツッコミの人の黒瀬純といフルネームが妙に艶っぽい印象があるのと、ローソンカラー＆ネメスのジャケットを着ているということと、そして昔族の副総長だったということの驚きが凄いです。華は今後の活躍でどうにでもなるぞ！多分。


という私的M-1の感想でした。今回は敗者復活もネットで観れたし楽しかったです。でもなんで4時に終わったかな。
地上波のアレは敗者復活の放送って云っちゃダメだよ。事前番組だよ、うん。