僕は空想しプランを立てる

お笑い用ブログ

ダイナマイト関西ルミネ予選2

昨日に引き続き、ダイナマイト関西ルミネ予選2に
行ってきましたよー。

 

 

組み合わせ。
博多大吉さん・フットボールアワー岩尾さん(1試合目)
南海キャンディーズ山ちゃん・レイザーラモンRGさん(2試合目)
ネゴシックスさん・友近さん(3試合目)
チュートリアル徳井さん・アップダウン竹森さん(4試合目)
ハリガネロック大上さん、フット後藤さん、ケンコバさん、
バットボーイズ清人さんはシード。今回は世間の知名度も ダイナマイト関西でおなじみの人も多い大会でした。

そしてモノ凄い熱い試合の多い大会で準決勝から決勝までは こちらも手に汗握る雰囲気で盛り上がりました。

特に岩尾さんと山ちゃんと清人さんが絡んだ試合は良かった!

最初の盛り上がりは2試合目の山ちゃんvsRG。
バッファ木村さんが「チエノワマンVSキューブマンのよう」と評し、 会場の雰囲気も「余興か?」「この2人で大丈夫か?」的な空気の中 (個人的に最初の時点の点の付け方も甘かったような気がしました)

 

RGさんが意外とまともに答えを出す&山ちゃんいい答え出す

RGさん点を取るのも納得する良い答えを出す&山ちゃん手数も多ければハズレのない回答を連発する

この試合面白い!


と会場の空気が変わっていったのがゾクゾクしました。
結局RGさんが自爆でRGさんらしい終わりかたをしたけれど、 この試合で「今日の山ちゃんはちょっと違うかも」と思わせる良い試合を見たと思いました。

2回戦1試合目のフット岩尾さんとハリガネロック大上さん。
岩尾さんは最初から最後までナイスコンディションで苦手とするお題がなかったといった印象を受けたほど善戦してました。

大上さんは一問目は苦戦してましたが2問目の「志村!うしろ!」のようなフレーズのお題での 「清原!ヒザ!桑田!ヒジ!」から「テリー!また犬!」まで 凄い勢いで良い回答を連発していたので、最後は接戦となるとても良い試合でした。岩尾さん勝利。

2回戦2試合目は南海山ちゃんとフット後藤さん。後藤さんの大喜利は初見でしたが、巧いな!と唸る大喜利をします。1問目の「tsutayaで1000日連帯したら?」のお題では2人ともハズレなしの回答連発。
「『蔦屋』と漢字で書いた封筒が来る」「中学入学した娘が卒業しました」「TSUTAYAが近所に引っ越してくる」(以上後藤さん)
「青と黄色を見ただけで恐怖を感じる」「800日目に感じた恐怖がリアリティを帯びる」「1500日いっちゃう?の冗談に家族が笑わなくなる」(以上山ちゃん)
と印象に残る回答も多かったです。
2問目には早い段階から山ちゃんが好回答続出で会場が「山ちゃん取ったな!」と思う回答が続行になり山ちゃん勝利か?と思わせる空気の中でも後藤さんが 「え?もう俺一ポイントしか無いの?」と大騒ぎし、場を湧かしつつ最後まで善戦。 結局2対1で山ちゃん勝利という形で終わり。後藤さんが良かったからこそ 「今日の山ちゃんはやるぞ!」と会場に思わせた試合になりました。


前日独特な試合展開をしたのがノブコブ徳井さんだとすればこの日はバットボーイズの清人さん。引きこもり独特の暗さ、妙に肝の据わった不気味さ、それに加えての回答の言い方の平坦さ。さらに意外と上手い絵。全て清人さんの世界に引き込む要素として 大活躍してました。老人が役所員に趣味の押し花を押し付ける イラストは最高でした!
そして、暗いコがたまに見せるワルノリ的部分を目の当たりにした 「驚き」や「可笑しさ」が入り交じった回答にはただ 笑うしかありませんでした。「鏡よ鏡」のお題の
アグネスチャン。違うか?」は スゴかったです!
チュート徳井さんに勝利、 準決勝でケンコバさんには負けたものの、超接戦する清人さんには 誰もが注目したと思いますよ。

岩尾さんと山ちゃんの準決勝はサドンデスをする接戦。サドンデスまでは岩尾さんが安定した試合展開で 「岩尾さんいくか?」と思っていたけど、「今日の山ちゃんはやはり何か違う」と、ここでも思わせる手数の多さとハズれの少なさにただ感心するばかり。 サドンデスも開始15秒という速攻、しかも良回答を出し見事岩尾さんに勝利。

決勝はケンコバさんと山ちゃん。
「その昔吉本で全く相手にされなかった2人が決勝ですよ!」と木村さん。しかしD関では大スターで誰もが優勝は当然と思うケンコバさんと、出れば負けの山ちゃんの差は大きい。でも今日の試合トータルで見て、ケンコバさんはやはり強いと感じ勝ち進んだものの、実は山ちゃんほど印象に残る試合が少ない状況だったので「この調子でいったら、もしかしたら山ちゃん勝つか?」と感じる部分もありました。とにかくここまでの山ちゃんは手数が多く、ハズレの答えが本当に少ないナイスファイターでしたから。
でも流石大スターの貫禄のあるケンコバさん、点を取ったら取られるシーソゲームを展開、焦った様子も見せつつも 独自のスタイルを貫き通す姿はまさに王者に相応しい。
最後の1対1になったときは本当にどちらが勝つか分からなかった。しかし最終的にケンコバさん勝利。強さを見せつけてくれました。

今日本当に凄かった山ちゃん。バッファさんがずっと言ってた「山里のお笑いポテンシャルの高さ」が最高の舞台で見れてよかった。
しかし、もし今回山ちゃんが優勝して、大阪府立に行った時その力が出せるのかしら?とこちらが余計な心配をしてしまうほど、実績がまだちょっと足りない気も。
(過去一回戦負けが多い、会場がドン引するほどの下ネタをだしてしまったり)
あと1回こんなナイスファイトを見れたらスター選手になれると思ってます。


何様だ俺。(いや、ホントすんません)


その他印象に残ったところ
ネゴさんVS友近さんはネゴさんの大きな武器でもあるイラストモノで確実に点を重ねていきネゴさん勝利。しかも出した答えの数だけ点を取っていた。凄い!友近さんは試合中はパっとしないも、実況は凄いよかったです。バッファさんとの絡みはサイコですね!

今回チュート徳井さんは全体的に苦しそう。最後に下ネタ風味だけど絶妙なラインをつくナイスな回答といったある種「徳井さんらしいかも」と思わせる回答があったものの時既に遅し、といった印象があって残念でした。登場曲がエゴの「色彩のブルース」でしたね。ムーディー。

アップダウン竹森さんは「もうダメっすわ」と舞台上で言ってしまいその正直さに妙な好感と、D関の緊張感のなかでも予選ならではの妙に個性が出せる自由さとやわらかい雰囲気を感じました。

私、大吉さんの大喜利もだけど実況も好きなので期待してたんだけど今回口数少なかったですね。ちょいと残念。(私が聞き逃してるだけかもしれんですが)RGvs山ちゃん相手に「敵は相手ではなく世論」みたいなことを言ってたのは上手いな!と思いました。

以上です。お粗末様でした。