僕は空想しプランを立てる

お笑い用ブログ

POP寄席@高円寺

pop寄席@高円寺。
POP寄席とは文化デリックのトークイベントです。
今回ゲストはせきしろさんだったので、
一度行ってみたかったしこりゃ丁度ええわい、
と行ってきました。

場所は南口の円盤というとこ。自主制作のCDやどっから出て来たんだ?と思うような中古レコードが沢山ある喫茶店です。

ここの店主のレコードコレクションが興味深かったです。裏面のデザインが妙に怖い地震が起きた時の対策レコード(壁にかけられるように穴が空いてあったり、黒柳徹子がコメント寄せたりしている)パチンコ屋専用レコード(軍艦マーチや、おなじみのあおり声が入ってる)世界中のトッポジージョレコード。(各国でのトッポジージョの声優の聴き比べとかしてるらしい) あとなんか色々店にあったので、高円寺に寄った際には是非!

さてPOP寄席。内容として一部は川勝さんと下井草さんが音楽、映画、 読んだ本を各2つずつピックアップしてレビューしていくというもの。

川勝さんは
映画→『Black Snake Moan』 『童貞をプロデュース』
童貞をプロデュースはドキュメンタリーもの。映画館で見ると1部と2部の間に、1部の主役の人が作った歌を銀杏の峯田さんがカヴァーしているのが見れるそうなので、映画館で是非みてほしいとかなんとか。本編内容も面白そう。

本→『わたくし率イン歯ー、または世界』 川上 未映子
  『村上春樹の中の中国』藤井 省三

CD→『Back to black』Amy Winehouse
あと一枚は青江三奈のJAZZアルバムを紹介。

下井草さんは
映画→『グラインドハウスデス・プルーフ』『ケロヨン』。

本→『「結婚式教会」の誕生』 五十嵐 太郎
 『滝山コミューン1974』 原 武史

CD→『GOLDEN LOVE』クチロロ
   『Desitiny Line』リアディゾン
あのクソ狭い空間でリアディゾンを皆で見た。リア、可愛いね。

流石ライターさんだけあってレビューが巧い。全部見たくなる。 だけでど出てくる単語がマニアックすぎてついて行けない。 全くダメ。「ワタシ、サブカル志向だしぃ」とか言ってた時期の自分を殴ってやりてぇ。 オマエはただそう思いたいだけの奴!と罵ってやりたい。

 

 



ゲストのせきしろさんは9時半登場。D関から2.3日しかたってませんからちょっと興奮しますね。紹介がてらDVD版ルノアール1話分(8分とちょい長)見ました。10月発売されるルノアールDVDBOXには妄想拡大バージョンや4本ほど多めに入ってたり。星野さん(ハマケンもかな?)が色々なルノアールに行く特典映像があるそうなので、これは買わないと。あと星野さんが着ているTシャツを注意深く見てるといいことがあったりなかったり。

せきしろさんトーク内容はルノアールのことや、学生時代のこと、ハガキ職人時代、この世界に入ったきっかけ、 お世話になった人、好きな音楽、趣味、Tシャツコレクション (D関のことも少し)と、結構色々話してくれました。中でも私が注目した話は、高校時代にドラマーのクハラさんに出会った話です。

クハラさんが周りの人に頼んで「アイツ(せきしろさん)のカバンの中見てこい」と言い、せきしろさんがどんな音楽を聴いているかさぐったそうです。先輩のクハラさんが何故そんなことをしたかと言うと、文化祭でせきしろさんはパンクバンドのボーカルをやったらしく、それを見たクハラさんが「パンクとの初めての出会い」として凄く衝撃を受けた、とのことです。当時クハラさんはメタルをやっていたらしいです。「そう考えたらミッシェルは僕が作ったことになるんです」おお!なにやらカッコいいやないの。「でもその時の僕はパンクの情報がグチャグチャになりすぎて顔は白塗りで、顔に直接安全ピンさして、出番のとき窓から入ったんですよ。折角暗幕ひいたのに光差し込んじゃって」なんやの、なんにもカッコ良くないやないの。
せきしろさん本人としてはD関のイメージが大きい中、こんな話が色々飛び出すもんだから、余計に分けの分からん人という印象が強まりました。それもまた良し。

終わりにD関に一緒に行った友人がせきしろさんと「落語の事はご存知ですか?」「いいえ、全く知りません」みたいな会話をしていました。知っていたら「ぼく三枝の話を最後まで聞いてくれてありがとう」なんて答えだしませんわね。でもあの戦いは面白かったなぁ。