僕は空想しプランを立てる

お笑い用ブログ

ダイナマイト関西RX@Zeep Tokyo

<a href="http://www.d-kan.net/rx/index.html" target="_blank">ダイナマイト関西RX</a>に行ってきました。

知らなかったんですけど、ダイナマイト関西RX「第一回大会」なんですね。

ダイナマイト関西の1対1はそのままに、5ポイント先取が3ポイントに、制限時間が10分から8分。2問終わって同点だったら2分別のお題でやる、審査は3人から5人になったなどのルールになっていました。早さを求めたカンジですかね。

でも結局4時間もやっていました。終わりは23時半。だからか終電に焦る人続出。zeppはつらい。zeppは前日にトシちゃんのライブをやってたそうですよ。



HPのトップにもあるように、今回はTBSで放送があるみたいなんで結果を知らずに見たい方はここまで。あとはネタバレも含む感想です。(放送が終わったので大丈夫かな)

 

 

今回選手紹介が非常に凝っていました。紹介VTRだけではなく、個人個人の登場VJがあったりで格好良かったです。VTR作った人ナイスです。
でももちっと紹介を簡潔にしたら(ゴエさんの振りとかちょっと長かったかな)4時間もかからなかったかもしれないし、最後まで見れた人ももう少しいたかもしれません。
残念。



一回戦第一試合
ケンドーコバヤシVS東京ダイナマイト・ハチミツ次郎
なんでしょう!この想像しただけで体温が1度上がるカンジのカードは!趣味や体型、雰囲気や芸風が似ている二人です。違うとこはHなおねいさんとつきあってるかそうじゃないかくらいです。彼女のことはテレビで編集されるかな?
(※対戦前の2人の会話は放送すらされませんでした)
初戦のせいか、もしくはこちらが期待しすぎたせいかハチミツさんの手は思ったより動かず、ケンコバさんもいつものキレは感じさせない一戦になりました。
でも手数は少ないながらも印象に残るフレーズも多かったです。「桃太郎がハリウッドでリメイク~」のお題でハチミツさんの「鬼に水をかけただけで大喜び」の回答は凄く好きでした。大喜びっていうのがすごくいいですね。
あと「さおだけ」も好き。
ハチミツさんはまた見たいので次の時に是非!この時の実況は久馬さんと木村さん。
東京ダイナマイトがこのダイナマイト関西に…」とややこしいことを言って楽しんでいる場面もありました。安心安定な実況。

一回戦第二試合
バッファロー吾郎竹若vsハリセンボンはるか
芸歴なんてカンケーないぜ!のダイナマイト関西ならでの組み合わせですね。優勝経験が幾度となくある竹若さんにも劣らない大喜利ポテンシャルの高いはるかちゃんですが、今回は「いままでにない試み」のお題で2人とも苦戦をしていたように思います。「トイレ」のお題で「小窓に虹が出たらそれは私よ」が好きでした。はるかちゃんの声が可愛くて好きです。
ピサの斜塔の問題は、はるかちゃんのが好きだったな。「お辞儀の角度の見本として教科書に載っている」はサイコーでしょ。
実況はハチミツさんと笑い飯西田さん。新鮮な組み合わせ。ハチミツさんはあまり答えが出なかった事を悔やんでたようで、ここぞとばかり挽回しようと頑張って喋ってました。「涙をふく時間くらいはほしかったです」西田さんはいつも通りでした。

一回戦第三試合
バッファロー吾郎木村vsアンガールズ田中
なぜか「木村さんに勝ちたい」と木村さんを敵視田中さん。どうやらD関「創始者」に勝ちたいようです。
木村さんはダイナマイト関西では勝った事が一度もないらしいですが、ルミネのRでは勝ちを取ったということなのでこのスタイルは合っていたのかもしれません。
「ニュースに苦情」のお題では「台風のフー子が映ってる」で大爆笑でした。D関にでる人がマンガ好きなのか
芸人さん全般がマンガ好きなのか知りませんが「ジャンプ」とか「コロコロ」とか読んでる人にはたまらん回答が時折見受けられます。
途中、田中さんが力が入りすぎて、掠れたような言い方に。「なんですか今の「ひきずる」かのような言い方!」と新しい言い方を発明してました。
ケンコバさんは実況でも力を発揮です。今回セコンドに山根さんも来ていて実況席にはケンコバさん、山根さん、はるかちゃんと並んでいました。「死神の残像が見えるようですね」とコバさん。2人よく似てます…。

一回戦弟四試合目
笑い飯西田vsマッスル坂井
前回優勝者とモノホンプロレスラーの戦いです。マッスルさんは初見ですが、前回のルミネで素晴らしい試合っぷりだと聞いていたので楽しみでした。
大喜利のファイトスタイルとしてはどんな問題でも早く回答を出してくる。見ててとても気持ちのいい選手だなと思いました。内容は「芸人さんではない」ならではというカンジ。芸人では躊躇いそうな回答を出せる強みがあるんでしょう。素直でちょっとバカっぽい、マジメでちょっとズレてるのが良い方向に味になってる。西田さんはそのペースにのまれず自分のペースを崩さずに淡々と答えてました。流石前回王者。
マッスルさんの回答、普通の人だったらペース乱されるようなものも多かったです「エアしこ」とかいわゆる下ネタだしすっごいあと引く回答だったのに。
実況は誰だったかな…。田中さんと木下さんだったような気がします。「吉本の人がいなくていいんですか?」とちょっと不安そうな木下さん。あんまり声もぼそぼそ言ってて聞こえなかったな。でもとても新鮮な画図らでした。

二回戦目第一試合
ケンドーコバヤシVSプラン9・お~い!久馬
「これで優勝しなかったらウチのヤナギブソンを脱退させます」と久さん。そんなギブソンさんは大会前に「がんばってください」メールを出したそうです。
ギブソンさんはええ子ですね。なのに久さん、そんなギブソンさんになんてことを!
第一試合目よりケンコバさんにエンジンもかかり、久馬さんもいつものスタイル。とても見応えのある試合でした。さすがベテランの2人。
「マリオがキャビア」の問題のコバさん「これ何?って聞く」と久馬さんの「弟がよってくる」が好きな回答でした。
接戦で結局延長戦に突入。最後はコバさんが出だし一発の「お~たむちゃんです!!」で納得の回答を出し、勝利。
久馬さんにはツラそうなお題に感じましたがどうなんですかね、ギャグの方は。


二回戦第二試合
TKO木下VSバッファロー吾郎竹若
前回に引き続き、今回も「美輪」問題がありましたが、前回久馬ギブソン対決ような打ち合いにはならず。実況は久さんとハチミツさん。こちらも新鮮な画図ら。
解説席ににあるトーナメント表を見て「誰ですか?優勝のところに『渡哲也』ってラクガキした人は」と久馬さん。画面アップでなんともいえん顔をした木下さんを見て「これ年賀状にしたいです」とハチミツさん。木下さんは亀っぽい顔してますね。
「顔芸の大会だったら勝つ自信があります」と木下さん。
大喜利の大会ですよ。

二回戦第三試合
バッファロー吾郎木村VSせきしろ
長い付き合いの2人の対決です。「木村君に会ったのは10年前でおばけが怖いから
朝までいてくれって言われて、朝まで大喜利しました」「せきしろ君は朝からジョンレノンの10回クイズをメールで送ってくるんですよ」と仲良しエピソードを披露。戦いの最後にはたたえる抱擁を。私的にはこれだけで満足してしまいました。
「地獄のオアシスとは?」ではせきしろさんの「ベイブルースが『ホームラン打つからお前も地獄ガンバレって言ってくれる」と木村さんの「hellしぃ」という健康食品が売ってる」が好きでした。宇野選手珍プレーはyou tubeに上がってますか?
「おじいちゃんをサイボーグに」はせきしろさんの「思い出をキラキラにしてあげる」が好きだったなぁ。

二回戦第三試合
ジャルジャル後藤VSマッスル坂井
後藤さんはあの風貌からか、勝手に170cm弱くらいだと思っていたのですが、ゴエさんと並んだときちょっとちっさかったくらいなので、175はあるんだなぁと驚きました。
どーでもいいですね。
刑務所の問題はマッスルさんが「コンビニ5分」「新宿からも渋谷からも出やすい」と部屋決めみたいな回答になってましたね。
「自分の部屋みたいで落ち着く」という後藤さんの回答好きでした。

準決勝第一回戦
ケンドーコバヤシVSバッファロー吾郎竹若
全体通して打ち込みが少なく一発が重い竹若さんですが、「ダメなメイド」では打ち込みが多く、そして2人とも名回答続出。中でもコバさんの「コーヒーとfor me間違えたらゴメンナサイ」と竹若さんの「ハウス!」と「あついスープを飲みな」が凄く好きでした。山男風なメイドですかね。男前だなー。
解説は木村さん、西田さん、マッスルさん。やたらとメイド喫茶に詳しい解説をする木村さんに「行ったことあるんですか?」と西田さん。「メイド喫茶は天津の向君に連れてってもらいました」「メイド喫茶のハシゴとかするんです」と木村さん。「今度行きますか?」のお誘いに即答で「(いや)いいです」と西田さん。ここで「はい」と言ってもね…。

準決勝第二回戦
せきしろVSジャルジャル後藤
最初のお題で「キス」「LOVE」「LIKE」などの回答を連発していたせきしろさんに「せきしろ君は好きな人の事を考えているんでしょうか」と竹若さん。それに笑うせきしろさん。解説に反応を示す人が少ない印象があるのですが、反応する余裕のある
せきしろさんは舞台を楽しんでる様子でした。
「落語」のお題ではちゃんと落語口調だったり、言い回しであったりうまい事答えを出して行く後藤さんに対して全然落語を知らないのでは?と思わせる回答のせきしろさん。
(後日友人が本人に質問したところ、やはり知らなかったと判明)相手が落語っぽいだけに回答のバカっぽさが際立っていました。最後は延長に突入。今回の延長は2分ということもあり、一発目でキマったら勝利、という兆候が見られました。
(2対2の延長がなかったからというのもありますが)

決勝
ケンドーコバヤシせきしろ
2006の開幕戦でコバヤシさんは「せきしろさんと対戦したかったと思っていた」と聞いた事があります。まさに夢のカード。そして点数がなくなるまでやるという決勝戦という大舞台です。
ここは芸人ケンコバさんが力を発揮します。次々と出されるお題、続行が続き、勝負がつかない苦しい試合が続いた印象がありました。
「出っ歯を可愛いらしい言い方を考えてください」というお題は、せきしろさんは得意なのでは?と思いましたが、あまり回答が出ず、どうも後半疲れていたとのでは?感じられました。これはケンコバさんにも言える事で、こうなってくると頭脳の格闘技なんだな、と見てるこちらもやや辛くなりました。

試合はケンコバさんが勝利し、第一回目RX王者になりました。おめでとうございます。

今回この大会は、木村さんが相当苦労したようで、大会前と大会後もブログで思いを打ち明けていました。改善することはたくさんあると思いますが、今回の試合は楽しめました。また是非ライブで見に行きたいと思います。